言わなければならない事は言わないと前には進まない

生活する中において言わなければならない事や、他の記事で共感したことなどを中心に。今その時の思いを表す。

ネット解禁は民主主義を構築するには良いのかも。

2013-02-22 18:29:29 | 言いたいことは何だ
今日の東京新聞「こちら特報部」に
ネット選挙解禁の不安
という見出しの記事が出ていました。
 
長いので要旨だけ記載します。

イメージ 1
 
イメージ 2
イメージ 3
 

ネット選挙が全面解禁される方向だ。
選挙期間中、候補や政党が選挙や政治についてネットで発言できない現状はおかしいとはいえ、半面、ニセ候補のなりすましによる悪意ある発言をどう防くかなど、課題もある。
ネット上が悪口だらけになるという声も。
夏の参院選からの解禁となりそうだが、不安はないのか。

 
与野党は国、地方選挙でネット選挙を解禁することで合意している。

ただ、悪口、極端な批判、嫌がらせもあるネット社会の現状をみていると、ネット選挙がうまく機能するのか、不安も残る。
 
「ネットで書き込まれた情報は本当であろうが、ウソであろうが、利用者に一気に広がってしまう。場合によっては、党や候補に深刻な打撃となる」。
 
ニュースサイト編集者の中川淳一郎氏はこう指摘する。
ネット選挙解禁に当たって、政治家の中でも心配する声が高いのは「なりすまし」だ。

 
解禁によって、政党、候補、第三者はブログ、簡易投稿サイトのツイッター、交流サイトのフェイスブックで選挙について書き込むことができるようになる。
しかし、「敵」が自分を装って、「ひどい発言」をした場合、どうなるか。

その候補は人格さえ疑われ、落選ということになりかねない。
しかも、ネットの世界では最近のパソコン遠隔操作事件ほど手は込んでいないとはいえ「なりすまし」が横行している。


本名を表示しないで済むツイツターにはその傾向がある。

ネット選挙解禁で、候補が面白半分で標的にされることは十分に考えられ、中川氏は「落選させたい候補を名乗って、暴言を吐き、評判を落とすなどの手口が考えられる」と指摘する。
以降割愛。
 
要は日本ではまだネット選挙をおこなったことがないから、不安要素があるためそれをどうするかということでですが、私は最初から完璧なものは無いと思うし、行ってみて何が問題なのかを改善していくしかないと思うようになってきた。
 
思うようになってきた。というのは、なりすましや誹謗・中傷はガードできるか、出来てから行うのが良いのではないかと思っていたが、それではいつまで経ってもネット選挙は実現しない。
 
おそらく議論百出すると思うが、それで良いのではないか。
日本人は自分で判断することが苦手なのか面倒くさいのか、兎に角自分の意見を持たない。
 
いや、持っているのだろうがそれを言うことは社会生活の中で出る杭は打たれることを知っているので処世術として、何も言おうとはせず、ジーっとしている。
 
ただ、それはネットもやらず、テレビや新聞の情報を見聞きしている人たちが多いように思う。
 
参院選のネット選挙の結果を分析すれば分かると思うが、私は有権者の70%の人はネットを見ないのではないかと思う。
 
問題は30%程度の人たちがネット以外の行動でどう拡散行動するか。
以外にネットメディアを通じ、人的付き合いが広がるのではないかと思う。
 
多くのネットユーザーは支持する候補者は既に決まっていると思う。
その候補者への反応が心配でネットメディアにアクセスする機会があるのではないか。
 
ネット選挙を通じて日本人が民主主義を熟成させていくには良い仕組みになる気がする。
 
そのことより、問題なのは欧米と違い日本では、クロスオーナーシップという新聞社がテレビ局を支配することを未だ禁じていないので、テレビ・新聞でネットメディアの動向を世論調査と称して恣意的報道を行う。
 
また、CMで候補者のURLを表示し、その露出数で、さもその有権者が多く支持されているかのような錯覚を与える。
 
問題はそのときに日本人はどう考えるか。だと思う。

そちらの方が心配です。

 




最新の画像もっと見る

コメントを投稿