米国へ抗議声明 全品目関税撤廃を要求 TPPで豪糖業連盟 (2012年09月21日)
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オーストラリアの製糖業者などでつくる糖業連盟が19日、環太平洋連携協定(TPP)で同国産の砂糖を関税撤廃の除外扱いとする方針の米国政府に対し抗議声明を発表した。米国の交渉姿勢を批判し、TPPによる全品目の関税撤廃を要求。仮に日本が交渉に参加し農産物などの重要品目の例外扱いを求めても受け入れられず、関税の全廃を求められるのは必至だ。
米国は低関税輸入枠(関税割り当て)で砂糖の輸入を制限し、2005年発効のオーストラリアとの自由貿易協定(FTA)でも関税撤廃の除外扱いとした。オーストラリアはTPP交渉の中で、砂糖について再交渉と市場開放を要求。しかし米通商代表部(USTR)高官は8月、FTAを発効済みの国とは関税について再交渉しない方針を表明している。
オーストラリア糖業連盟のクリストード代表は声明で「TPPの中に砂糖がなければならない」と主張。「関税と関税割り当ては21世紀の貿易協定であるTPPの中に居場所はない」と指摘した。
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オーストラリアの製糖業者などでつくる糖業連盟が19日、環太平洋連携協定(TPP)で同国産の砂糖を関税撤廃の除外扱いとする方針の米国政府に対し抗議声明を発表した。米国の交渉姿勢を批判し、TPPによる全品目の関税撤廃を要求。仮に日本が交渉に参加し農産物などの重要品目の例外扱いを求めても受け入れられず、関税の全廃を求められるのは必至だ。
米国は低関税輸入枠(関税割り当て)で砂糖の輸入を制限し、2005年発効のオーストラリアとの自由貿易協定(FTA)でも関税撤廃の除外扱いとした。オーストラリアはTPP交渉の中で、砂糖について再交渉と市場開放を要求。しかし米通商代表部(USTR)高官は8月、FTAを発効済みの国とは関税について再交渉しない方針を表明している。
オーストラリア糖業連盟のクリストード代表は声明で「TPPの中に砂糖がなければならない」と主張。「関税と関税割り当ては21世紀の貿易協定であるTPPの中に居場所はない」と指摘した。