帰りは再びアオヤンマのポイントへ寄ってみることにしました。本種は16時を過ぎると多くの個体が雑草地に休みにきます。前回来た時は左手(川側)も雑草が伸び放題だったのですが、今回は綺麗に刈られていました。ということは写真右手側が狙い目ということになります。
接近し過ぎたため、完全なフレームアウトとピンボケ。それでも、本種♀の特徴はなんとかとらえることができました。この♀は陸地に生える苔に産卵していたのですが、孵化した幼虫はどうなってしまうのでしょうか?ちゃんと水辺まで到達できるといいのですが。
それでも撮影できただけでも有難いと思わなければバチが当ってしまいますね。ここでの個体数が多いと言っても、♂が4、5頭飛んでいるだけで、一般的なトンボと比べると数は圧倒的に少ないです。ハネビロエゾが全国的に希少種とされる理由が分かるような気がします。
個体数もそこそこ多いようで、次々に違う♂が数十分おきに入れ替わるようにしてやってきます。オニヤンマも多いですが、下から突き上げるように体当たりして追い出していました。しかし飛翔シーンは何度やっても同じ。やっぱり、びみょ~にブレてる(泣)。下の写真とは別個体です。
今年の北海道は雨が少なく、1週間前までは流れが寸断されていたようですが、先日まとまった雨が降ってくれたので、流れが復活していました。これならハネビロエゾも飛んでくれそうです。早速♂の好みそうな場所を見て回ると、第一ビロエゾ発見!(笑)