令和4年6月27日(月)
「TWILIGHT EXPRESS 瑞風 」が再び出会う。
今日は、見送りだ!それにしても歩いて見ると長い10両編成
「TWILIGHT EXPRESS 瑞風 」クルージングトレイン。
お昼から上り下関発~大阪行き。宮島口停車午後13時55分着、発車14時24分
お客ご一行は宮島に行ったのか。
昨日は、広島市佐伯区五日市駅停車たったの7分のドラマがあった。
何とJR宮島口駅に来たのは40年ぶり、それは何もかにも変っていた。
変っていないのは広電宮島線の駅舎とJR宮島口の正面ロビーだった。
早速、広電宮島口に到着、午後13時35分で20分後には「TWILIGHT EXPRESS 瑞風 」
がホームに入ってくるのだ。急いで入場券を買おうとしたら「今日は瑞風」を見送りに
来たと告げると駅員さんが見送り専用の旗(非売品)をくれた。これをもってホームに
入りなさいとの指示である。瑞風の入るホームは4番線である。
10前に撮影用意して隊記している自分。定刻が近づいてきた。
ご案内チャイムがなり4番線に列車が到着します。列車名は言わず?
貨物列車、通勤電車、定刻だから「TWILIGHT EXPRESS 瑞風 」に決まっている
ではないか。200m先から轟音が段々大きくなる。そして先頭車両が停止する位置に
私は、待っている。思ったより大きかった濃い緑色が印象的。
停車時間は、30分ぐらいあるので自撮りしている自分。
撮影開始、先ずは先頭車両から最後部の車両まで、何と長い長い列車。
歩いて3分はかかっている。人の気配はない。平日なので見送りする人も2~3人。
その中で私も1人。
列車中央でセレモニーが行なわれ駅員さんが横断幕を3人で掲げるほどの大きな幕。
「ようこそ広島県に」と書かれたような記憶。
興奮した私は、3回もこの列車右往左往観て廻る。本当に中も豪華。
窓は特別な作りになっているようで当然薄く楽目視が辛うじてできるももであった。
シートに可愛い小熊?3匹座ってこちらに向いている。
先頭車両の後ろに取り付けてある大きなディーゼルエンジン用のマフラーから
大きな音が唸っている。今は、停車中なので少し小さいが、発車時は、突如
ジェットエンジンの「轟音」に匹敵する音がするのだ。
これが遠くにいても良く聞こえている「TWILIGHT EXPRESS 瑞風 」の走行音である。
車体の下にはほとんど車輪が見えないようにしてある。良いデザインである。
乗務員に聴いたらグレードにもよるがお一人30~40万乗車旅行費用がいるとか。
お金はあっても多数応募では抽選で先ず当らないくらい人気がありそう。
人生一度限り、本当にお金関係なくゆったりとスイート車両で旅がしたい。
そう思っているうちに発車の合図がなりはじめる。
いよいよディーゼルエンジン発電用、電動機フルパワー全開。
速度は至って遅いが風格は最高だ。
先頭位置にいた私は、最後列車両が通過するまで見送る。
女性乗務員さんが見えなくなるまで手を振られるお姿が心に焼きついた。
ドラマの30分が過ぎようとしている。