平成28年3月27日(日)
3月も最後の日曜日。3月下旬にかけては吹奏楽の演奏会は多い。
本日、行くことになる広島文化学園HBGホールで行われる第50回目を記念した節目の
演奏会を迎える「広島市立基町高等学校吹奏楽部」過去より10回以上は足を運んで
素晴しい演奏を聴きにきている。
本日は、前回より数えて実に3年越しになる。演奏会場でのモラルの低下をこの目で
目撃して以来、足をわざわざ運ぶ必要もなく断念していた。
しかし、基町高等学校器楽部の素晴しい演奏は過去よりよく聴いており今回は、気持
ちを改め第50回定期演奏会を3年ぶりに期待して来た。
第50回定期演奏会の節目であるの場内アナウンス注意事項の後、挨拶もなくいきなり
第一部スタートする。(学校長の挨拶ありましたかね?)まぁ~どうでも良いけれど。
~~~~~~~個人見解で感想を~~~~~~~
第一部
♪あおぎり
「あおぎり」基町高校のシンボルツリー。
50周年記念委嘱作品で作曲家の栗田健一様の独特な明るくて力強いメロディーは
好印象で大好きです。「あおぎり=蒼桐」は演奏会で過去に「栗田健一」様をお迎え
した時聴いたように思う。この時本人によるとても豪快な「トランペット協奏曲」を奏でて
くださいました。(本人様から直接この場へコメントされました/いつも暖かい応援ありがとうと)
また、全日本吹奏楽コンクールの作曲者として知られる。長く回数を重ねると色々わかる。
♪OMISOKA
♪ファッゴト協奏曲
本校卒業生でソリストで迎えられるNHK交響楽団首席奏者を勤めた●●様です。
いくら50回記念と言ってもソリストの演奏時間が長すぎです。ファゴット協奏曲(管弦楽)
一般の方でも馴染みはすくないのでは?3楽章から構成され、最初は、耳を立てて聴いて
いたが楽章が進んで(時間の経過)段々と単調に聴こえ、ついに瞼が重くなりウトウト状態。
耐えられる時間は長くて20分ですね。(演奏自体が良くないといっているわけではない)
会場の皆様はどんな印象で聴かれたのでしょうか?
現役メンバーの演奏を早く聴きたい感じはしました。(ごめんなさい)
♪ミュージカル「レ・ミゼラブル」
「レ・ミゼラブル」は、悲惨な人、哀れな人という意味。
何度か他の演奏会で聴いたことあります。
♪「ラピュタ」~キャッスル・イン・ザ・スカイ~
ジブリ映画「天空の城ラピュッタ」大変良かったです。
第二部 今年のテーマは「愛」
♪心の瞳
「上を向いて歩こう」、「明日があるさ」坂本 九さんの名曲。
明るい、未来、希望を感じさせてくれる曲で正に「愛」そのもの。
聴いて、メンバーに感謝しておりました。
♪卒業写真
松任谷 由美さんの楽曲。この時期になると「卒業式」ではあちらこちらで
よく聴いたことのある素晴しい曲ですね。
本当に聴くだけで過去を振り替えさせられ思い出は現実な別れとなり切ない気持ち
で涙が流れそうになります。
過去にも現顧問が何度か卒業生に一人一人花束を渡される様子は、口では言われ
なくてもメンバーに対する「感謝」、「愛」は感動となって毎回伝わっています。
「3年間吹奏楽をがんばってありがとう」と伝わってきますね。(涙)
音楽でもいえることですが作者の気持ちの表現は非常に大切であります。
我が子は出ていなくてもこういう感動が味えるから足を運ぶのです。
第三部
♪クレイジー・フォー・ユー
これが一番楽しかったです。明るくて元気がもらえます。
♪アンコール
(1) ありがとう
(2) サンバデ・ラブズ・ユー
(3) 宝島
演奏会や構成は非常に良かったですが
学校側に申しておきたい。
折角の第50周年記念定期演奏会でありながら1枚も
記念写真が撮れないことどう思っているの?
50回目の節目ですよ。こんなことでは情けない!
ホールは広い。2階の最上席で撮影させて欲しかった。
良い演奏は後から聴きたいもの。
メンバーや顧問の愛はよく伝わってきたが学校側の愛は
全く伝わってこない。規制は次回からで良かったはず。
ある学校では、特定場所で撮影を自由にしている(人に迷惑かけない)また、演奏者は未成年で
あり本人が特定されるものSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス )にアップロード禁止。
子供が自由にできないように保護者が監督する。子供を犯罪に巻き込まれないようにする配慮は
関係者、保護者の責任である。(いつもこのことを開演前にアナウンスしているところがある)
規制ばかりされると保護者に何が残ります?憤りが残るだけではないでしょうか?
やはり吹奏楽は、聴いて楽しんで、また観に来たいの気持ちがなければ人は少なくなる。