平成27年6月14日(日)
広島被爆70年 平山郁夫画伯のシルクロードを偲んで 慈しみの心から平和の願いを世界へ響け!
姜 暁艶 二胡コンサートは、先日、広島県民文化センターホールで行われた。
二胡奏者の姜 暁艶 様の依頼により当ホールで終日過酷な収録をした。
いくら趣味とはいえ、世界的なアーティストとの演奏会は前代未聞で責任は重大である。
そんな中、午前8時30分会場に到着し、関係者様にごあいさつして準備が進む中リハーサルを
約2時間みせていただきストーリーと編集時のことを頭に入れ叩き込む。
今までに経験のない挑戦!で水分や昼食も取らずひたすら本番に備える。
こんなに精神的、肉体的に追い込むことは過去には一度もない良い経験をさせていただいた。
これも、超感謝!感謝!「姜 暁艶」さんにありがとう。
超満員のホールで2回公演の最初がスタートする。
「姜 暁艶」といえば、二胡奏者でも群を抜いての世界的アーティストであることは皆が認め
ているほどで、サブタイトルにあるように慈しみの心から平和の願いを世界へ響け!
平和活動をされている「姜 暁艶」さん。
沢山の方々が「姜 暁艶」さんのお人柄」や二胡で奏でる「音色」に引きつけられ会場へと
遠方より足を運んで来る。
今回は、2回公演となり、詳細はよく判らないが普通は、特別でない限り1回だよね。
「姜 暁艶」さんは、第二部後半ごろひたすらお詫びと感謝の気持ちを伝えておられた。
これほどの偉大な二胡奏者「姜 暁艶」さんは、プライドを投げ捨てて純粋な心で
会場の皆さんへ謝罪されました。本人からのお言葉が伝わって来れば来るほど
わびしい気持ちと複雑な心境が自分の胸をいためる。日本人なら全員理解できるはず。
何と心の広い方だろうと驚く。こんな一面を思うと私も応援したい気持ちが強くなりますね。
場合によってはプライドを投げ捨てることが純粋な人として素直な気持ちになり
パワーをいただくことが私にも判るほど。(仏様だよ)
自分一人で生きているのではなくお互い支えあって生きていることも
~~~~~~~~ 撮 影 奮 闘 記 ~~~~~~~
本日、こうしてこの会場に終日いられるのは二胡奏者「姜 暁艶」さんが、
広島被爆70年 平山郁夫画伯のシルクロードを偲んでに招待してくださった
ことがご縁でいられることに大変感謝しています。
会場では、主催者の中国新聞社様撮影?と私の2人切りで撮影をしていた。
心臓が飛び出そうなぐらいプレッシャーだよ。この気持ち判りますか?
私のような素人でも大役を任されての撮影続行したのである。
撮影に関してもデーター量が普通のコンサートの4倍以上(2公演分)広島被爆70年
平山郁夫画伯のシルクロードとなると失敗は許されない。自分との戦いである。
撮影機材総重量約30kg
ハイビジョンビデオカメラ 4台
ハイレゾリューションフルデジタルレコーダー 2台(32GB2枚)
ニコンデジタルカメラ 2台 三脚 6脚+1脚
長時間バッテリー 15個 メディアHD用デジタルテープ 18本X60分=1080分
予想もつかないほどの巨大収録となり全部当然一人でチェック、操作、確認
最後の確認は最も重要であり怠ると取り返しのつかないものになる。
休憩10分程度で全ての機器をメディアチンジとバッテリー残量チェック確認
業者でもこんなことはしない。自分が忠実にできる機器は2台が限度。
~~~~ ハイレゾリューションレコーダー ~~~~
超高音質CDを制作するための準備も複雑である。
DSD形式2.8MHz 1bitに匹敵するぐらいのハイレゾリューションレコーダー。
収録は、96khz 24bit であるが原音そのものに非常に近い。
空気の振動のように極め細やかな「音」でPCオーディオとなってYamahaの
テクロロジーにより想像を絶するほどの二胡の音色は透き通る。
吹奏楽とは全くの別世界である。(吹奏楽の音が悪いというのではなく二胡の
響が異次元的ということ)
そして、二胡奏者「姜 暁艶」さんが奏でる音色は他にない不思議な「音」と
なってハイレゾリューションレコーダーは的確に捉えている。
市販のCDとは比較にならないほどの音質が確認できる。(ハイレゾだから)
この音源を最低限の編集とレンダリングで取りあえずPC保存。
周辺機器の電磁波を気にしながら専用のYamahaのレコーディングに受け継ぎ
マスター用のCD音源ができる。ハイレゾと聴きくらべても人の耳では同じように
空気を震わすような臨場感は最高といえる。
今回は、一流アーティスト、ハイレゾ、Yamahaの技術で今までにない超超高音質
CDが完成したのである。(色々テストする環境にもなった)
二胡音楽院の「姜 暁艶」さんに感謝しています。