平成25年4月28日、山里では春の新緑漂うポカポカ陽気、朝6時過ぎ起床、外にでるともうすっかり明るい。お天道様が本日演奏会の開催に相応しいようにスッカとした快い朝を迎える。天気は雲の少ない晴れ荒れ、その演奏会は本年度、第47回目を迎える広島市立舟入高等学校吹奏楽部主催の定期演奏会を観に行くことにはじまる。何より楽しみにしていたある日(10日前)舟入高等学校吹奏楽部様よりご丁寧な定期演奏会開催についてのご案内が郵送で自宅届いてあった。
朝、いつものように午前10時40分ごろ足早に自宅を後にし、広電の電車に乗り土橋電停で乗り換え、江波方面の電車に乗る。下車する電停が3つ先いや4つ先と自分で迷っている。舟入の名前付く電停が多い。乗務員に尋ねたら次ですと返答が戻ってきた。迷わずその電停で降りた。が、いつも目標にしている「セブンイレブン」がない。どうやら1つ手前で降りたらしい。歩くこと3分どうも状況がおかしいことに気づく。
通行人に尋ねるとまだ南へ10分ぐらい歩くようですと答えが戻る。(暑いのにたいぎいのぉ~広島弁)しばらくすると目標にしている「セブンイレブン」が視野に入ってくる。急に元気が出て定期演奏会に行くのがどれだけ嬉しいことか。気分は子供。小走りで無事、舟入高等学校の校門に掲げてある案内板を確認。時間を15分ロスしたがまだ待っている方は一人といない。卒業生やメンバーを時折見かける。時刻は11時45分過ぎ、2番目の方が来られる。何やら私のことをよく知っているようで「どちら様?」と尋ねると五日市の身近な保護者様だった。娘さんが3年生で今回が最後の演奏になりますといわれる。この娘さんはフルートを演奏されるようで名前を聞くとXXXです。といわれ、その方は私もよく存じておりました。XXXXX中学校卒業生だった。2番目に待つこととなった保護者様とこの場所でお会いできるとは思いもよらなかった。人と人とのつながりが大切と実感する。
卒業生やメンバー様より「演奏会にお越しいただきありがとうございます」のことば待っている間何度も聞く。大変気持ち良いですね。昨年のテーマは「感謝」であったがここでも感謝が素直に伝わってきますね。観に来られた方への思いやりや、感謝の心を「言葉に出す」学校もそう多くない。舟入高等学校のメンバーさんは演奏も素晴らしい、そして心も豊かで素晴らしいと感じた。とても良い気分で1番で開場し、受付でプログラムをいただく時もみなさん非常に明るく印象も良かった。早速、ホールの中へ真っ先に席を求めて進む。
いつものようにビデオ機器をセッティングして演奏会開幕の合図を待つばかりとなりプログラムをひととおり目を通し万全を備える。
今回のテーマは 「出会い」 ♪
~想いを音にのせて~
この1年間は、とくに行事が多い年であり、さまざまな出会いが
ありました。他の学校との交流や、海外交流など ・ ・ ・ ・ ・
舟入高校で吹奏楽をやっているからこそ出会えることができたり、
言葉が通じなくても音楽でつながることができました。
そのさまざまな出会いをひとり一人が心に持ち続け、大切にできる
ように、このテーマにしました。 とプログラムより著作引用転載。
大変胸が熱くなるような「出会い」のテーマに想いを音にのせて演奏
されます。
プログラムのご紹介
第一部
(1) ♪ 希望の光
(2) ♪ Postcard From Singapore
(3) ♪ MARCURY
(4) ♪ 吹奏楽のための詩曲「はてしなき大空への讃歌」
第二部
舟入高校がおくるお楽しみステージで会場で一体となって楽しむ。
今回はアニメソングが多数演奏され聴いて懐かしいものもあった。
第三部
(1) ♪ ノーマンロックウェル組曲
(2) ♪ 祈り
(3) ♪ 交響詩「ローマの松」より第4楽章「アッピア街道の松」
長年にわたって舟入高校OB・OG吹奏楽団の指揮者を務められた
OB井尻さんの追悼演奏。
舞台いっぱいに並んでの現役メンバー、OB、OGが一挙に素晴らしい
感動的な演奏します。感動のあまり涙が流れそう。
ホール2階両側から全体に響きわたるトランペットの音色に思わず
大興奮し胸がドキドキします。
口では表現できないほど超感動します。本当にありがとう!
アンコール
エンターテイメント・マーチ
♪ 舟入のそよ風
早々にアンコールの曲名ご連絡ありがとうございます。
交響詩「ローマの松」より第4楽章「アッピア街道の松」
クリック
http://blog.goo.ne.jp/windmusic921/d/20140413
長年にわたって舟入高校OB・OG吹奏楽団の指揮者を務められた
OB井尻さんの追悼演奏。