平成24年3月20日、広島市佐伯区の区民センターダイホールで盛大に行われた広島県立五日市高等学校吹奏楽部の第34回定期演奏会がついに記録映像DVD化CD化制作決定!!吹奏楽の顧問にはいつも感謝しております。
さて、今回の定期演奏会は顧問の許しを得て早朝より9時過ぎよりズ~ト見せていただいた。今までにない顧問の厳しい「眼」を至近距離で見ることができ、口数は少ない顧問の言わんとしていることをメンバーさんはよく認識していたようだ。3年生にとっては最後の演奏となり、私にとっても応援してきたあの五日市中学校卒業生のメンバーが引退でとても寂しくもあり、つらい気持ちになる。4月からもうこのメンバーでの演奏が聴くことができない。この定期演奏会では心に残る最高の演奏をしてくれたメンバーさんありがとう。(涙) そのような気持ちが大変強く何が何でも絶対演奏記録を残してあげたい一身で制作に取り掛かり、今回は特別にビデオカメラ3台で収録することとなった。
リハーサルの演奏も通常では見せていただくこともなければ立ち入ることもできない。しかし、顧問は私を大変理解してくださり「記録映像を撮る」ということを許してくださいました。本当にありがたっかた。こうしてリハールを自由に会場内で自分の思うように撮ることができ、(勿論ご迷惑をかけない範囲で)実際の演奏をホールの客席側より聴くのと舞台後ろで聴くのとでは全く違い雲泥の差を体感することとなる。
ホールの客席側では「音」が拡がり、共鳴しあって本来の音とは違うように感じる。演奏者側で聴くと「音」の拡がりも少なく澄んだ「音」そのものを聴くことができた。口では言い表せないほどの臨場感溢れた「音」を聴いた貴重な体験をさせていただいた。実際の演奏を演奏者の横や後ろで聴くことは一般的に絶対あり得ない。演奏者は譜面通りに演奏することを集中しているため全体の「音」を聴き取る余裕など全くないはずだ。指揮者顧問は、その「音」を聴き取り演奏者に指示を送っていると勝手に想像する。この辺りの難しさが大変よくわかった。
今回は、この貴重な体験や顧問に感謝の気持ちを込めてリハーサル映像一切編集なしでありのままの映像をDVD化、CD化(本番)制作となった。何もかも自分が全て行うに限度はあるが自由に制作できる喜びも一際。また、デジカメによる記録は、スライドショーという形式でリハーサル映像のタイトルに組み入れて思い出のあるものになっています。現在、本番のDVD化の前作業の編集は全工程終了しておりオーサリングを(メニュー、チャプター付)完了すれば待望のDVDビデオの完成となる。もう少し時間がかかるようだ。
制作内容は大体次のように考えている
(1) リハーサル映像
(2) 第一部本編
(3) 第二部本編
(4) 音楽CD(全収録)通常
(5) 音楽CDマスタリング(マスターオーディオ)
Yamaha製のAudioMasterCD (1倍速)
追加記事記載8月18日
日数は経過して毎晩夜遅くまで制作作業は続く。
この定期演奏会の記録を楽しみに観ることを待っている方のために
DVD-videoの最終オーサリングは続くが厄介なことに時々音声づれ
やフリーズが発生している。画質を最優先にしているためビットレート
を上げ過ぎによる弊害がでてしまった。DVDのビットレートが規格上
限を軽くオーバーし、オーバーしているところで弊害が発生している
ことが判り画質も損ないたくない!音声はリニアPCMステレオで高
音質を保ちながら適正なビットレートを探ること8回エンコード開始。
その中で最も良い記録映像を抽出する。
本当に時間がいくらあっても足りない。
さて、顧問より今春卒業生が8月19日(日)に吹奏楽部に各方面よ
り戻って会いに来ますとのご連絡をいただき、再度、顧問に連絡して
「私も会っていいですか」と尋ねたら快く返事をいただき、どうしても
19日のメンバー再会に向けてDVDの記録映像を手渡ししたかった。
そうして当日を向かえることとなる。
完成したDVD-Video記録映像は次のようなイメージになり完全な
オリジナルデザインとして制作された「書道部」、「美術部」共同の
ポスターデザインを利用させていただいた。本年度の辰年にふさわ
しい「ドラゴンの年」大変思い出深いものとなっている。
↑ 上記掲載のポスターを参照。
広島県立五日市高等学校吹奏楽部の第34回定期演奏会がついに記録映
像DVD化CD化が完了して8月19日顧問にお届けする予定!
メンバーさん喜んで観てくれるといいなぁ~