令和4年3月27日(日)
赤ちゃんが生まれてから100日頃に行うお祝いが「お食い初め」。
「この子が一生、食べるものに困りませんように」という親御様の祈りと
歯が生え始めたことのお祝いの意味も 兼ねて、赤ちゃんに食べる真似をさせる
儀式のことをいいます。
お食い初めの決まり事
お食い初めを食べさせる真似をする人できれば養親
(やしないおや:親族の中で一番の長老者、男性、女の子であれば女性)に、
その役をしていただくのが通常の決まりですが、年長者がいない場合、
お父さんとお母さんが食べさせる真似をさせてもまったく構いません。
お食い初めの手順・順番
お食い初めの儀式には、順番があります。
まず【ご飯(赤飯)→吸物→ご飯(赤飯)→焼き魚(焼鯛)→ご飯(赤飯)
→吸物→ご飯(赤飯)】の順に祝い箸で食べ物を口元へ持っていきます。
この順番を3回繰り返したら、最後に歯固めの儀式を行います。
平安時代から続く特別な儀式
「お食い初め」の歴史は古く、平安時代には3歳頃に初めてお魚を食べさせる
「真魚(まな)始め」という儀式が行われていたそうです。
室町時代には生後101日目、江戸時代には生後120日目に行ったといいます。
現在は、生後100日目、または110日目、120日目に行うようです。
お住まいの地域によって、行う日は異なります。
初めて箸を使うので「箸揃え」「箸初め」「百日(ももか)の祝い」「歯がため」と
呼ぶ地方もあります。
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