手焼きせんべい処相模原風林堂のおせんべい日記

神奈川県相模原市の手焼きせんべい屋風林堂店主が、おせんべい作りとその周辺について日々のよしなごと書いて参ります。

黒ごませんべいをおいしく

2011年09月21日 | おせんべい日記

おはようございます。手焼きせんべい風林堂 酒井浩です。

台風被害が心配な朝ですね。進路にあたる地域では警戒が必要と伝えられています。被害が少ないことを願いましょう。

今朝は、大中の海苔せんべい、青のりの薄焼き、黒ごま、花形3種を焼きました。台風の影響が心配なので、午後の早いうちに作業を終えられるように段取っています。

写真は石窯で煎った黒ごま煎餅です。近年、若さを保つ栄養素として注目されている胡麻ですが、食材としてはかなり古いらしく、アフリカでは数千年前から、日本でも中国経由で渡来し、室町時代くらいから食用されたとされています。

 古くは、漢方薬として使われた胡麻も、最近は料理素材としてのみならず、様々なお菓子に使われ、そのマルチぶりは、作り手としてもとても重宝するところです。 欧米では、白ゴマのみが重用されるようですが、日本では黒、白、そして金ごまがそれぞれ用途によって使い分けられています。

醤油味の胡麻煎餅は昔からの定番で、どなたにもおなじみと思いますが、風林堂では黒ごまに白醤油で味付けしたものも提供させて頂いています。もちろん濃い口醤油でもおいしいのですが、黒胡麻との相性ははこちらに軍配を上げたいと思っています。


●風林堂のオフィシャルHP 
●酒井浩の私的興味事を中心に書いているブログ相模原徒然
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コメント
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