花日和

恋ひわび しばしも寝ばや 夢のうちに 見ゆれば逢ひぬ 見ねば忘れぬ

『趙雲子龍』という1人の人間について考えてみた...(笑)

2009年07月09日 | レッドクリフ
ものの本によると......『趙雲子龍』という人は....

...身の丈八尺で...眉目秀麗...智勇兼備で...勇猛で...冷静沈着で...忠誠心に篤く...

決して功を誇らず...任務遂行能力に優れていた...とあります...


......カッコよすぎです......


だいたい『趙雲子龍』っていう名前からしてカッコよすぎですから...


彼が「常山の趙子龍これにあり」って名乗っただけで、敵は慌てふためいて馬蹄の塵と化す...
...って...なんですか?...これ...どんだけ強いんだか...

敵の大将の襟髪をひっ掴んで、陣に持って帰るって...
仮にも敵の大将を...そんな...荷物みたいに...(笑)...スゴ過ぎですから~

...そんな強くてカッコいい人が...

私利私欲に走らず...「わが君のために」尽くす事こそ無上の喜び...だなんて...

...部下にしたら...「これ以上無い」ってくらい最高の部下でしょう...
(...そりゃ~劉備も...阿斗様草むらに放るわな~

だってもう...完璧じゃないですか...


...スーパーヒーローと言うより...

すでに... 神 の領域に入っているような...


...でも...趙雲って...本当にこんなに「完全無欠」な人だったんでしょうか?

...関羽には、情に流されやすいという欠点があって...曹操を逃がしたりしたし...
...張飛は...酒好きで...酒の上での失態がたくさんあるし...

...劉備でさえ...義を重んじるあまり...決断力が鈍いという弱点があるのに...

...趙雲には無いんですよね...そういうエピソードが...

「戦わず、偽って逃げてくる」...なんていう...「超つまらない任務」でも、文句も言わず遂行するしね...
(...心の中では、文句を言ってたのかもしれませんが...(笑))


演義では...趙雲が感情を表す場面はあまりなくて...

「先陣を任せられて“喜び勇んだ”」...とか...
「青の剣を手に入れて“狂喜した”」...とか...

...は、あるけど...これだって...戦の為...延いては主君劉玄徳の為だし...

趙範が、兄嫁を趙雲に娶らせようとして...趙雲が突然「殴りつけ...蹴っ飛ばし...踏みつけた
事はあるけど...(これは趙雲にしては...かなりの感情爆発だけど...(笑))

...これも...話を聞いたら、結局劉備の大業の為だったし...


...趙雲も体調が悪くて...

「カッタリ~たまには調練サボりて~」...(ガラ悪っ)(笑)とか...

孔明に呼ばれて「え~...また俺~?」(爆)

とか思った事は無かったんでしょうか?(...なぜ?いきなりガラの悪い趙雲に......(爆))


『レッドクリフ』の趙雲も...あんまり感情を表す場面は無いんだけど...(除く...お団子(笑))

でも...ジョン・ウー監督が...やさしい周瑜(笑)にしてくれたおかげで

趙雲と周瑜の間に友情が生まれるというオイシイ...じゃなくて
...微笑ましい話になって...趙雲も100万ドルの笑顔で笑ったりして

演義の趙雲よりも...カワイイ趙雲...になったから...

『レッドクリフ』には感謝しています


でも...やっぱり『レッドクリフ』でも完璧なんですよね...趙雲って...

完璧で超カッコいい趙雲は、いっぱい見せてもらったから
(...本音は...もっとたくさん出番を増やして欲しかったけど...(笑))


今度はちょっと...みんなで楽しそうに食事をしてる趙雲とか...

張飛達と酒を飲んで「アハハハ...」と声をあげて笑ったりする趙雲を観てみたいな....と...

.....『朱元璋』を観るたびに思うわけです.....最近...
コメント (15)
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