予告編を見てからずっと気になってた 《 のぼうの城 》 を観に行ってきました

~あらすじ~
天下統一を目指す豊臣秀吉(市村正親)は、関東の雄・北条家に大軍を投じるも
その中には最後まで落ちなかった武州・忍城(おしじょう)と呼ばれる支城があった
その城には、領民からでくのぼうをやゆした“のぼう様”と呼ばれ
誰も及ばぬ人気で人心を掌握する成田長親(野村萬斎)という城代がいた
秀吉は20,000の軍勢で攻撃を開始するが、将に求められる智も仁も勇もない
文字通りのでくのぼうのような男の長親は、その40分の1の軍勢で迎え討とうとした...
イヤ~...期待を裏切らない面白さでした
私は原作を読んでいなかったので...というか...
原作が第139回直木賞ノミネート作品だったことすら知らなかったので
普通にすんなり、大好きな時代劇として楽しめました
野村萬斎さんは、農民たちにヤレヤレと呆れられ、子供にまで馬鹿にされながらも
不思議な魅力で、とっても慕われてる “のぼう様” がピッタリ

私は歴史に疎く、このお話(史実)を全く知らなかったので...
のぼう様(成田長親)という人は、もっと孔明のように知謀に満ち溢れ
バンバン奇策を出しては、敵を翻弄する頭の切れる人なのかと思っていました
(だって...予告で「この男の奇策とんでもないっ!」とか言ってるし...)
そしたら...中盤くらいまでは本当に “デクノボウ” だったので、ちょっと拍子抜けしました (笑)
でも...田楽踊りの辺りからは、これぞ野村萬斎の本領発揮
と言った感じで

鬼気迫る演技にゾクゾクしました
しか~し...私の脳ミソは...こういった大軍が集結するシーンや...

2万人 VS 500人...といったシチュエーションや、奇策で対抗する所とかを見ると...
いちいち 《 レッドクリフ 》 (三国志) と結び付けたがって困りました(笑)
正木丹波守利英(まさきたんばのかみとしひで)(長い
)役の佐藤浩市さんは...

馬上で長い朱槍を持って、敵の武将の首を一槍で取るあたり...
もう~趙雲様に見えて仕方ありませんでした(笑) カッコよかった~
柴崎和泉守(しばさきいずみのかみ)役のぐっさんは、戦になるとブッ飛んだ感じになって...

敵兵をまとめて吹っ飛ばしたり...大声だけで怯ませちゃったり...
凄すぎて思わず笑っちゃったけど...まるで張飛みたいでした(笑)
この映画の「インパクト大賞」はぐっさんで決まりです
そして、石田光成役の上地雄輔さんは...

《 セレブと貧乏太郎 》 (懐かしい...) の時のショボ~イ演技しか頭になかったので
ずいぶんといい役者になったなぁ~と、ちょっと見直しました

内容も面白いし、合戦シーンも迫力があるし、イイ男もたくさん出てるし
水責めのシーンも 「こりゃ~リアル過ぎて上映延期になったのもわかる」 と思える出来だし...
エレファントカシマシのエンディング曲 「ズレてる方がいい」 もステキだし
まだご覧になってない方...とっても面白いです
お薦めします 
PS...エンドロールに乗せて、当時忍城(おしじょう)があった場所の現在の風景や
現在唯一残っている石田光成が築いた堰の一部の映像なんかが流れたんですが...
かつて合戦があった所も、今はこんな平和な町になってるんだ...なんて思ったら
思わず芭蕉の 「兵(つわもの)どもが夢の跡」 を思い出してしまって
不覚にも 「エンドロールで泣く」 という失態を犯してしまいました...
いや~
...まだ明るくしないでぇ~
(笑)

~あらすじ~
天下統一を目指す豊臣秀吉(市村正親)は、関東の雄・北条家に大軍を投じるも
その中には最後まで落ちなかった武州・忍城(おしじょう)と呼ばれる支城があった
その城には、領民からでくのぼうをやゆした“のぼう様”と呼ばれ
誰も及ばぬ人気で人心を掌握する成田長親(野村萬斎)という城代がいた
秀吉は20,000の軍勢で攻撃を開始するが、将に求められる智も仁も勇もない
文字通りのでくのぼうのような男の長親は、その40分の1の軍勢で迎え討とうとした...
イヤ~...期待を裏切らない面白さでした

私は原作を読んでいなかったので...というか...
原作が第139回直木賞ノミネート作品だったことすら知らなかったので
普通にすんなり、大好きな時代劇として楽しめました

野村萬斎さんは、農民たちにヤレヤレと呆れられ、子供にまで馬鹿にされながらも
不思議な魅力で、とっても慕われてる “のぼう様” がピッタリ


私は歴史に疎く、このお話(史実)を全く知らなかったので...
のぼう様(成田長親)という人は、もっと孔明のように知謀に満ち溢れ
バンバン奇策を出しては、敵を翻弄する頭の切れる人なのかと思っていました

(だって...予告で「この男の奇策とんでもないっ!」とか言ってるし...)
そしたら...中盤くらいまでは本当に “デクノボウ” だったので、ちょっと拍子抜けしました (笑)
でも...田楽踊りの辺りからは、これぞ野村萬斎の本領発揮


鬼気迫る演技にゾクゾクしました

しか~し...私の脳ミソは...こういった大軍が集結するシーンや...

2万人 VS 500人...といったシチュエーションや、奇策で対抗する所とかを見ると...
いちいち 《 レッドクリフ 》 (三国志) と結び付けたがって困りました(笑)
正木丹波守利英(まさきたんばのかみとしひで)(長い


馬上で長い朱槍を持って、敵の武将の首を一槍で取るあたり...
もう~趙雲様に見えて仕方ありませんでした(笑) カッコよかった~

柴崎和泉守(しばさきいずみのかみ)役のぐっさんは、戦になるとブッ飛んだ感じになって...

敵兵をまとめて吹っ飛ばしたり...大声だけで怯ませちゃったり...
凄すぎて思わず笑っちゃったけど...まるで張飛みたいでした(笑)
この映画の「インパクト大賞」はぐっさんで決まりです

そして、石田光成役の上地雄輔さんは...

《 セレブと貧乏太郎 》 (懐かしい...) の時のショボ~イ演技しか頭になかったので
ずいぶんといい役者になったなぁ~と、ちょっと見直しました


内容も面白いし、合戦シーンも迫力があるし、イイ男もたくさん出てるし

水責めのシーンも 「こりゃ~リアル過ぎて上映延期になったのもわかる」 と思える出来だし...
エレファントカシマシのエンディング曲 「ズレてる方がいい」 もステキだし

まだご覧になってない方...とっても面白いです


PS...エンドロールに乗せて、当時忍城(おしじょう)があった場所の現在の風景や
現在唯一残っている石田光成が築いた堰の一部の映像なんかが流れたんですが...
かつて合戦があった所も、今はこんな平和な町になってるんだ...なんて思ったら
思わず芭蕉の 「兵(つわもの)どもが夢の跡」 を思い出してしまって
不覚にも 「エンドロールで泣く」 という失態を犯してしまいました...
いや~

