武侠

劇場で観たけど、もう一回観たかったので借りた 《 武侠 》 （邦題 《 捜査官Ｘ 》 ） を鑑賞

前に劇場で観た時に簡単な感想は書いたので

今回は...《 レッドクリフ 》 《 朱元璋 》 《 天龍八部 》 《 雪山飛狐 》 《 孫文の義士団 》

等々の中華電影を（半強制的に（笑））一緒に観てたので

微妙に中華演員にも詳しくなってしまったＨＩＲＯ目線での感想をご紹介します（笑）


まず始めの、のどかな水のキレイな村でのシーン...

のっけにＨＩＲＯが喰い付いたのは

渦巻き線香が糸を焼き切って、鉄の玉が「カ～ン」と皿に落ちる音で起きる目覚まし時計...

ひ...「俺...ぜ～ったいこんなんじゃ起きれない...」

み...（心の声）（そうでしょうとも...あんたは布団が燃えてても寝てるタイプだから）

そして...紙漉きの仕事に出かけるド兄さんを見て...



ひ...「この人（ド兄さん）がこんな平民でいる訳がないよね」

み...（そうなんだよ...ド兄さんが出て来た事だけで...こんなに平穏でいる訳がない...

この後超絶アクションシーンが出てくるんだ...って事が読めちゃうんだよね～ ）

自分に長～～い針を打つ金城武を見て...



ひ...「ゲ～...あんな長い針刺したら死んじゃうじゃん 」

み...（やっぱりそう思うかぁ～私もこの映画で一番気持ち悪いシーンだったんだよ）

ド兄さんに、しつこくしつこくしつ～こく纏わりつき...

橋から突き落としたり、鎌で斬りかかったり、寝込みを襲ったりする金城武を見て...



ひ...「怖え～～思い込みが激しすぎる～ストーカーじゃん」

み...（そう...この映画の別名は...《 妄想ストーカー捜査官Ｘ 》 （ウソ ））

自分で片腕を斬り落としたド兄さんを見て...



ひ　「あれ...また生えてくるとか？」

み...（すまん ...私がなんでもアリな中華武侠ドラマを見せすぎちゃったのねぇ～ ）

あのド兄さんをもってしても倒せないスーパージジイ＠マスターを見て...



ひ...「この人じいちゃんなのにスゲ～」

み...（ふっふっふ...私は密かに“閻ちゃんジジイ”って呼んでるんだよ（笑））


やっぱり親子だから感性が似てるのか？ツッコミ所はほぼ同じでした


そして...今更ながら偶然見つけた、谷垣建治さんが明かしたキャスティング秘話をひとつ...

この、最後に出てきた閻...じゃない マスター役の王羽（ジミー・ウォング）さんですが...

インタビュー記事から抜粋すると...

最初はチョウ・ユンファに決まっていたそうですが、彼が忙しくなって焦ったドニーが
ピーターに 「どうする？」 って迫った（笑）するとピーターが 「すごい２人に聞いている」 と...
それが北野武さん、それとチェ・ミンシクにもオファーをかけていたそうです
イメージ的には分かりますよね
アクション映画としては未知数ですが、強烈な印象を与えていたはずで...
最終的にはジミー・ウォングになりましたが（笑）

って...マスター役は最初チョウ・ユンファに決まってたんですね～

（この人は、レックリの周瑜もそうだけど...ドタキャン多いよね...）

それがポシャって、北野武って...ちょっと振れ幅が大きくないっスか？

ド兄さんでも敵わないくらい強いんだから...結構なアクションを要求されるのに...

北野武じゃ弱そう... （あ...言っちゃった（笑））

韓国映画は観た事ないので、チェ・ミンシクさんは知らないんですが...

最終的に決まったジミー・ウォングで正解 って気がします


《 レッドクリフ 》 の趙雲役もそうだけど...

こういうキャスティング秘話って...後で聞くと紆余曲折があって面白いです

改めて...フー様が趙雲を演ってくれた事に...非常感謝～