《 連升三級 》 其之七(後編)
武丞相は 「このままでは死罪になってしまう」 と張少古に泣きついたけど
少古に 「無理だ!俺は一介の民草に過ぎない!」 と断られ
武丞相は 「それでは首を吊るしかない」 と、首つりに行く真似をして少古を脅迫
その時、少古が壁に掛けてある御路平面図を見つけ、これはなんなんだ?って見てただけなのに
それを見た武丞相は勝手に何かを閃いて
「なるほど!そういうことか!さすが榜眼(科挙で2位になる事)なだけはある!」 って...
何も言ってないのに、周りが勝手に言葉の裏を読んで評価が爆上がる人っているよね~
翌朝、朝議の席に遅れて現れた武丞相は、後ろ向きに歩いて議堂に入って来て
皇上に見えない所で魏丞相にあっかんべ~ (笑)オマエは子供か
そして皇上にも後ろ向きに挨拶してたけど...それって皇上に失礼じゃないスか?
朝服も官帽も後ろ前に着てる武丞相を見て魏丞相は
「官服を後ろ前に着るとは、国威を失う恥ずべき行為だ!有罪!」 と言い
武丞相は 「皇上!魏丞相は官服を反対に着るのは有罪だと言いましたが
それなら魏丞相のやった御路の青石板を裏返すのも皇上に逆らう行為で有罪では?」 と言い合いに...
お互いに譲らない二人をたしなめた皇上は
「確かに疑惑はある、だが朕の方で調査をしている!これ以上の争いは無用だ!」 と強制的に散会
皇上...多分めんどくさかったんだな
屋敷に帰った魏丞相は、心配して待ってた楊妃の兄や容姿が残念な娘たちに
「武丞相のヤツ...御路の事は糾弾してきたけど、楊妃のツルツル事件や
科挙の不正の件には触れなかった...何を考えてるんだ?」 と疑心暗鬼
一方の武丞相は、張少古を呼んで 「おまえの策の通りやったら、もう少しで罰せられる所だった!」
と文句を言い 「なんとかしろ!さもなくば首を吊る!」 と脅迫したところ
今度はちゃんと何か策を授けられた武丞相
このお話、キリの悪いなんでもない所で唐突に終わるので、レビューが大変です
もっと続きが気になる終わり方だったら、もう少しサクサク観て行けるのに...
もっとタムさま@皇上を出ずっぱりにすれば、もっとサクサク観て行けるのに...(← それな!)