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変化のスピード

2019-05-11 09:01:03 | 日記
日本全体はなんとなく閉塞感があります。
よく説明ができないんですけれど、将来の明るさとか展望とかがなかなか見えません。
そんな停滞感は、こんなところにあるのかも。

◆目を見張る香港・深圳
 あまり知らない方なんですが、阪大教授の栄藤さんという方の記事から。
 パナソニックやドコモでも活躍された技術者でもあるらしいです。
 日本に居るだけではわからないことがある。遅れをとってしまうことがある。
 深圳に行くべきだ。自分の目で世の中の変わるスピードを見るべきだ。
 5年前の深圳は、工員の若者だらけの製造業の街だった。
 自分の目で見ればその既視感は打ち砕かれるはずだ。
 シリコンバレーだけではない。深圳を見ずして、イノベーションを語れないはずだ。

 かってこの地区は、金融・観光・貿易・低賃金製造業の街として繁栄してきた。
 これからは、グレーター・ベイ・エリアだ。香港・深圳を合わせたこの地域の人口は7000万人。
 世界の工場機能とIT,AIが融合し60兆円企業のテンセント、ドローンのDJI,電気自動車のBYDがある。
 無人コンビニや無人バスが稼働する状況は、日本とは対照的だ。
 日本のAI予算は、1200奥円。香港のそれは1400億円だが、中国全体では日本の5倍以上と聞く。

 我々(日本)はどうすべきか。
 AIを独立した研究と捉えるのではなく、まだ勝てる産業に組み込んでいく実践が必要だ。
 AIが大事じゃない。AIで何をするのかが大事なのだ。
 日本にだけ居てはわからない世界の変化スピードが良くわかる記事でした。
 小売業におけるビッグデータの扱いにも通じる示唆のある言葉でしたね。