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平成の経済

2019-05-15 09:11:31 | 日記
日経MJの記事からです。
平成の時代が終わり、令和の時代が始まりました。
普段あまり元号に思い入れはないのですが、この平成の31年間はどうなったのか。
経済を中心に振り返ってみました。

◆平成の消費支出は横ばいだった
 えぇーっ そんなことはないでしょう、と思いましたがデータはそう物語っています。
 そういえば、失われた20年とか30年とかいいます。
 この平成の時代はほぼイコールでデフレの時代だったようです。
 だってさ、少しずつではあるけれど給料は増え続けてるよね。
 それにスマホやタブレット・ゲーム等の新製品がいっぱい売り出されて、みんなが買ってるような気がするんだけれど・・・

 消費支出が伸びない原因のひとつは、非消費支出にあるようです。
 なんと税金と社会保険料等の非消費支出は、この期間24%も増えてるらしい(負担の増大ということ)。
 さらに費目別の消費支出にもバラつきが見られます。
 増加費目としては、交通・通信153%、保健医療142%、光熱水道133%、教育124%など。
 なんとなくわかりますよね、ケータイ代とか、再生可能エネルギーとか、大学授業料とかですよね。
 対して減少費目としては、食料97%、家具・家事88%、被服・履物58%!!だ。
 それらの合計が消費支出の30年間の横ばいの実態です。

 そりゃぁこんな変化の激しい時代に、30年間も横ばいを続けていれば、他国にキャッチアップされるのは当然ですよね。
 こうしてみると、デフレ経済で物価が上がらないというのは、良いのか悪いのか判断が難しいところですね。
 そして永らく続いたデフレがやっと終るのか、このところ、いろいろなモノの値段が上がりつつあります。
 これらが令和の経済にどんな影響を及ぼすのか注視が必要ですね。

 ということで記事の骨子は。
 ・平成は始まりと終わりで消費支出額はほぼ同じ。
 ・医療費・通信費が増え、被服代は大幅減。
 ・手ごたえのなさが消費不振の感覚を増大。
 だそうです。
 さて、小売業の将来はどうなるのでしょか。おいらも他人事ではありません。