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最大の輸出品目

2019-05-19 19:28:12 | 日記
インドに於いての最大の輸出品目は「人」なんだそうです。
大前研一氏が教えてくれました。
合わせて、日本に対しての提言も。

◆最大の輸出品目は「人」
 インドは、世界に冠たるグローバル企業のトップを続々と輩出している。
 最先端テクノロジー系のIITと、経営系のIIMがその双璧だ。
 かって世界の最貧国だったインドの、現在のエンジニアの給料は、世界でもトップレベルだ。
 これは、そのレベルの人材が21世紀の企業価値を変える、と思われているからだ。
 
 横並び採用の日本の企業が欲しがって、「初任給は240万円だけど、終身雇用を保証します。」
 などと求人しても、このレベルの人材は一人も採用できない。
 一つの会社に生涯を通じて居続けたいと思うグローバル人材など居ないからだ。
 ユニクロの初任給300万円でも結果は同じようなものだ。

 21世紀は答えのない時代である。
 答えが見つからずに皆が迷っているときに、方向を示して議論を集約し、一つの答えにたどりつかせる。
 見つけた答えに向かって皆を動かす。
 それが、答えのない時代に求められるリーダーシップなのだ。

 日本では、学校法人の場合、文科省の学習指導要綱に従って授業をしなければならない。
 世界標準では、今時一律の教育指導要領を使うのは全体主義の国だけだ、とも言われる。
 本来は、教科書のみを頼りにする教師は、自分の考えややり方がないのか、と問い詰められるもののはずだ。
 繰り返しになるが、答えのない時代にこんな画一的な教育ではグローバル人材など生まれようがない。
 私は、学校法人の枠からはずれて株式会社で人材輩出を企図している。

 他社・他国の開発した技術を、巧みに改善し低価格化を進める日本の成功パターンがここにきて通用しなくなってるのかな。
 世界の先頭を走り続けられる人材の輩出をぜひお願いしたいものです。
 それは小売業の世界でも同様だと思います。