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人生は短い

2019-12-17 08:13:42 | 日記
東洋思想家なる田口佳史氏が教えてくれた。
孔子の論語というと、しかめっ面した教訓ばかりのような気がするが、そうではないんだそうです。
日本人と同様の「無常観」を感じさせるくだりがある。
これならば、受け止められそうですよね。

◆人生は短い - 孔子の「無常観」
 
 思い浮かぶ、あの顔、この顔、しかし彼らはもういない。
 時は絶え間なく行き、過ぎていく。
 この川の流れのように。

 鴨長明の「方丈記」の冒頭と比べてみよう。

 ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
 淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。
 世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。

 とても良く似ています。
 つまり、孔子も日本人と同様の「無常観」を持っていたということなのでしょう。
 知ってみると感慨深いものです。

 日本人の寿命はどんどんと延びて、人生はとても長いと感じます。
 しかし、人生ははかないものです。
 人生は長いようで、また短いものです。
 ときには立ち止まって、人生の貴重さを噛みしめてみるのもいいかもしれません。
 年末も近いので、今日はおいらの柄でもないことを考えてみました。