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クレーマー対応

2019-12-26 08:23:20 | 日記
小売業で、避けることができない事の一つがクレーマー対応だ。
これは嫌なことだし、また難しいことでもある。
原因がこちらにある場合も、相手にある場合も、さらにどちらにもない場合と千差万別だ。
そんなクレーマーに対する態度について、日経MJのコラム欄に参考になりそうな示唆があった。

◆必要以上の低姿勢は不要な苛立ちまで引き寄せることがある
 筆者は、押しボタン式の信号機での経験を語る。
 押しボタン式信号を押して青になる、クルマ側は赤なので当然に止まる。
 これが苦痛だったそうだ、自分一人のために複数のクルマを停車させてしまうからだ。
 後ろからもう一人二人歩行者が来ると、自分一人ではないのでホッとするそうだ。

 なので、一人の時は前かがみで小走りに駆け抜けるが、時にはドライバーが苛々しているのが感じられる。
 ずっとそうやってなるべく速く渡り終えていた。
 それが正しい対処方法だと思っていたわけだ。
 ところが、実際に毎日運転をしている人と話をしていて気づかされたそうだ。
 ドライバーは、赤信号で止まることに苛立っているのではなく、歩行者が渡り終えても赤信号なのが不満なのだ。
 
 であれば対処方法はこうだ。
 歩行者信号が青になれば、おもむろにゆっくりとそして堂々と渡り切るのだ。
 青信号は一人で渡っても怖くはないのだ。
 ドライバーを観察してみたが、穏やかな表情のようだ。
 申し訳なさそうにしていると、かえって相手をその気にさせてしまうようなのだ。
 たしかにこういうこともあるのかもしれない。
 クレーマー対応にも取り入れてみたい視点ですよね。