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「紙」様が地球を助けるか

2019-12-18 08:05:43 | 日記
この地球を守るために、「脱プラスチック」は喫緊の課題のようだ。
世界でもその潮流は強まりこそすれ、弱まることはないようだ。
たしかに、海洋プラごみの問題を見聞きすると、当然のことだと思える。
またその規制ルールは、急速に広がりを見せている。
日本では2020年から、レジ袋の有料化が義務付けられる。
2021年には、EUで使い捨てプラ製品の流通が禁止される。
インドでさえ、2022年には使い捨てプラ製品は全面的に禁止される。
そんな脱プラに、紙製品が期待されているようだ。
日経トレンディ誌が伝えてくれた。

◆脱プラの救世主足り得るか、「紙製品」
 大手製紙メーカーは、紙製のパケージや食品容器を普及させる構えだ。
 紙ストロー、においが漏れない紙パッケージ、包装しやすい紙パッケージ、濡れても耐久性の高い紙容器等だ。
 弁当や総菜などのチルド製品には、電子レンジでも使える容器が開発されそうだ。
 こういった紙製品のおかげで、知らないうちに気づけば脱プラしていた、というのが理想的なのだろう。
 考えてみれば、プラスチック製品が広まる前は、紙とか竹・木の皮を利用していたはずだ。
 いつしか、コストとか加工しやすさでプラ製品が幅を利かせたのだろう。
 それをもとに戻すだけのことだから、やる気さえあればすぐに出来る話とも思える。

 新顔の応援も現れた。
 石灰石と植物由来の樹脂を用いた、バイオLIMEXだ。
 どうしても紙では対応できない分野にはこちらが当面代替していくのだろう。
 既存の石油由来プラの生産設備がそのまま活用できるらしいし、コストアップもわずかなようだ。
 SDGs(持続可能な開発目標)を鑑みれば、それらがおのずと選択されていくだろう。
 我々生活者も、地球を守っていくためには、そういった視点での消費生活が必要かもしれませんね。