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自然の摂理

2021-03-05 06:20:04 | 日記
伊勢丹~子会社マミーナ~鈴屋~寺田倉庫と忙しく活躍した中野善寿氏の論が参考になった。
どんなものかはよく知らないが、氏はモンブラン国際文化賞を受賞、台湾文化部国際政策諮問委員、
東方文化支援財団代表理事などを歴任されているので、恐らくはかなりの文化人なのだろう。
こんな教えを垂れてくれている。

◆世の中に安定はない、常に流れるのが自然の摂理
 最近の若い人たちには「安定志向」の傾向があるそうです。
 変化が激しい世の中で、少しでも落ち着けるよう願う若者たちの気持ちはわからないでもない。
 だが、氏が強調することはただ一つ。世の中に安定と言うものは存在しないそうだ。
 永久に存続する企業もないし、自治体だっていずれは消えていくと言われている。
 そもそも我々人間が生かされている自然世界そのものが、常に流れ、変化をし続けているのであって、
 今日と明日とで一つとして同じものはないのだ。
 一日単位では気づきにくい微々たる変化だったとしても、大きな流れの中では激動しているものだ。

 そんな世界になかで必要となるのは、安定を求める心ではなく、変化に対応する力だ。
 冷たい風を一瞬感じて、歩みを止め立ち止まる力。
 そして、場合によっては足先の方向をクルリと変えて、また颯爽と歩きだす力。
 変化に強い自分を鍛えていくことを皆さんに、特に若い人にはおすすめします。
 とのことでした。
 何にかは分かりませんが、生きている限り、常に変化に対応しなければならないようです。
 なかなか大変なことですが、考えようによってはそれこそが生き続けるということなのかもしれませんね。