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幸福の種類

2021-03-28 06:52:12 | 日記
これは知りませんでした。
誰しも幸福になりたいと思うのだろうと勝手に感じていますが、実は幸福感というものには、2種類があるそうです。
精神科医の樺沢紫苑さんが教えてくれた。

◆お金の幸福感は限定的
 2015年にノーベル経済学賞を受けたプリンストン大学のアンガス・ディートン教授らの研究結果だ。
 収入(年収)と、幸福度の相関関係を調べたそうだ。
 年収4万ドル、日本円では400万円くらいまでは、年収が増えるほど幸福度は比例して上昇していく。
 しかし、年収600万円くらいになると、上昇のカーブは緩やかとなり、800万円を超えると幸福度のアップは微々たるものだそうだ。
 つまり、年収800万円を超えると、収入の増加は幸福感には結びつかないということらしい。

 次いで、突発的な金銭収入についてだが、宝くじの高額当選者に対する調査では、幸福感が持続するのは2か月間らしい。
 先ほどと合わせ、これらの2点から言えることは、お金がもたらす幸福感は長続きせず、その後劣化するということだ。

 お金、成功、地位、名誉などを手に入れたとき、脳内物質である「ドーパミン」が分泌される。
 「やったー」と叫びたくなる高揚した幸福感がそれに当たる。
 だが、その高揚感や幸福感の寿命は2か月という訳だ。

 だが同じ幸福感でも、劣化しない事柄があるのだ。
 赤ちゃんを抱っこする、猫を撫でてゴロゴロ鳴かせる、それは1週間でも1か月でも1年でもやっぱりかわいいのだ。
 こちらの分泌される脳内物質は、「オキシトシン」だ。
 ほかにも誰かに親切にする、相手から感謝をされる、こういった場合にもオキシトシン的幸福感は得られるそうだ。
 そしてそのオキシトシン幸福感は、強く長く続くものらしい。
 →なるほど、なんとなく幸せになる方法がわかったような気がしました。