つぶやき、遊び・仕事・日常

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「歳を取る」と「歳を重ねる」

2021-03-07 06:42:59 | 日記
普段から何気なく使っている言葉なのだが、あらためて尋ねられると考え込んでしまう。
「歳を取る」と、「歳を重ねる」は、どう違うのだろうか。
中日新聞にこんな記事があった。
実は微妙な違いがあるそうだ。

◆意味は同じ老いるということなのだが
 微妙なところで違うらしい。
 「歳を取る」は、望んだわけではないのに、そういう事態を身に被る結果なのだそうだ。
 語例として、不覚を取る、汚名を取る、ひけを取る、責任を取る、仲介の労を取る、などがある。
 最近はこの責任を取る、という用語が乱れているような気がするが・・・
 まさしく望んだわけではなくとも、歳は取っていくものだ。
 なるほどという感じだ。

 次いで「歳を重ねる」とは、何かの上にさらに乗せる、加える、という意味合い。
 そこには、望まないとかいやいやとかの語感はなく、自発的な感じもするようだ。
 なので、「歳を重ねる」を使ったほうが前向きな感じなのかもしれない。
 
 故野村監督がこんなことを言っていたな。
 「もうダメ」ではなく「まだダメ」なのだ。あきらめるのはまだ早い。
 ロシアの政治家ウラジーミル・レーニンはこう。
 「自分の過ちを認めることを恐れるな。幾度となく修正を繰り返すことを恐れるな。」
 時間はまだまだある。間違えたら修正すればいいようだ。