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平等と序列

2021-03-31 06:35:36 | 日記
神様や仏様の前では、人はみな平等だと思っていたが、どうやらそうばかりではないようだ。
真言宗の開祖空海、弘法様の方が通りはいいかな。
そんな弘法様が、こんなことを述べられている。
鴻鴈の序ある如く群生を利済すべし(こうがんのついであるごとくぐんじょうをりさいすべし。)
雁の群れは、あたかも整列したかのように飛ぶ。群衆もこのように導くのだ。
そんな教えは、ちょっと意外な感じがしましたが、こんな解説を聞けば納得です。

◆悪平等ではかえって混乱してしまう
 平等と序列というものは、どちらも大切なものらしい。
 工事中、壁に立てかけてあるはしごの一番下の横桟がこう言う。おれはいつも一番下で不公平だ。
 だが、一番上の横桟はこう言う。ぼくはいつも一番上で怖いんだ、高いところは嫌いだ。
 工事が終わって、はしごが地面に寝かされたとき、はしごの縦木がこう言った。
 どうだいみんな平等だぜ、でもこれじゃあおれたちは、はしごの役割は果たせないね。

 リーダーとなる方は、部下たちと仲良く平等にするだけではなく、いざ行動するときは、日ごろから上下の序列をきちんと作って、
 訓練しておくように教育しなさい。というようなことらしい。
 これは導師様となる方への言葉なのかな。
 いずれにしろ、サラリーマン社会では当然必要なことですね。