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新しい価値観はビジネスチャンス

2021-03-17 06:22:21 | 日記
物事の考え方が変わるときには、なんとなく違和感があるものだし、費用負担を伴うような気がするものだ。
だがそういった受け止めは、まったく誤っているのだそうだ。
産業新聞から。

◆多様に存在している価値観が支配的潮流になるのはその価値観に経済性があるかどうかである
 様々な局面で価値観の劇的な転換が進んでいる。
 脱炭素(脱二酸化炭素)、多様性、ジェンダーの受容などがその代表例だ。
 労働時間の短縮と柔軟化、人権尊重も加速した。
 すでに長時間労働で資本の原始的蓄積を果たすというビジネスモデルは崩壊した。
 ブラック企業と言う評価は、当該社に致命的打撃すら与える。
 新しい価値観は、コスト増要因ではない。ビジネスチャンスとなるのだ。

 脱炭素(脱二酸化炭素)は、新規ビジネスを生み出し、
 多様性の受容、労働編成の柔軟化は有能な労働者獲得の必須条件となった。
 そもそも多様性に存在している価値観が支配的潮流になるか衰退していくのか、そのカギは価値観の経済合理性にある。
 経済繁栄をもたらさない価値観は衰弱していく。
 つまり支配的な価値観とは、経済繁栄をもたらしていくという点で正当性と持続性を得ているということなのだ。
 なるほどいかに世界の潮流と言えども、単なるコスト増だけではそれが支配的潮流にはなり得ないということなのか。
 日本の企業も早くそれに気づいてビジネスチャンスとしていただきたいものだ。