工事現場や、工場内でよく目にするこの標語だが、いつ誰が作成したのだろうか。
そんな疑問にもちゃんと答えはありました。
そしてさらに、「第二」も「第三」もあったのです。
◆「安全第一」には続きがあった
もともとは、アメリカのUSスチールという製鉄会社の工場内のスローガンだったそうです。
資本主義社会では、利潤を上げることが最優先の課題のはずですが、この会社では「安全第一」を掲げました。
そして次いで、「品質第二」、「生産第三」と続くのです。
つまり、働く従業員の「安全第一」、そして取引先の利益とも言うべき「品質第二」とし、
最後に自社の利益の「生産第三」としたのです。
スローガンではありますが、立派な考え方の会社のようです。
→すべての企業が他社を出し抜くことなく、こういう考えで運営していただければ、働く人々は安全に過ごせるはずです。
青い考えかもしれませんが、そんな社会が実現していただきたいものですよね。