これには意外な感じがした。
なぜならば、情報は有意義なものだと考えるのが一般的だからだ。
もう少し聞いてみると、それはこういうことのようだ。
◆知識を得ることが理解をすることではない
今や、ネットで何でも調べらる時代です。
でも、知識を得ることが理解をすることとは限らないようだ。
ある外資系企業が就活性生を集めて、日本企業についてディスカッションをしたそうだ。
そこから出たのは、ネガティブなコメントばかりだったそうだ。
「日本企業は体質が古くて魅力がない。」
「年功序列、終身雇用では国際競争に取り残される。」
「だから、そんな日本企業には行きたい会社がない。」
それは、自分の頭で考えたことなのか。
海外のジャーナリストが語った日本企業論をそのままトレースしたのではないか。
本当にそうならば、日本も日本企業も永続できないはずだ。
だが現実には、日本企業は国際社会において大きな地位を維持し続けている。
これは、情報や予習は毒にもなり得るという事の証左なのだ。
それらを得たうえで、あくまで自分の頭で考えて方針や結論を出すことが重要なようだ。
→いつの世も、頭でっかちは役には立たないものですよね。