かって日本は、世界からジャパン・アズ・ナンバーワンとか、ルックイーストとか呼ばれて世界から羨望されたものだ。
アジア各国も、欧米諸国も日本から学ぼうというような流れがあったはずだ。
だが、最近の日本はどうだろう。
日本国家・日本人や日本企業が無能とは決して思えないが、現在は社会の仕組みが制度疲労を起こしているのかもしれない。
現在、世界的に見て成長力が高くイノベーションに溢れているという評価の高い、シンガポールや台湾・香港はどうだろう。
平たく言えば、彼らは世界や世の中の変化に社会をうまく適応させていくことで成長を続けてきたのではないのか。
◆日本国や日本人は今からどうすべきなのだろうか
我々が今すべきなのは、「昔はよかったなぁ」と懐かしむことではないし、
「日本の将来は暗いな」と悲観することではないはずだ。
我々は、何もない焼け野原から国家を再建してきた日本人なのだ。
「今」の時代に合った新たな制度や仕組みを取り入れていくことで、日本国の再成長は可能だと確信する。
願わくば、施政者にそんな施策を願いたいものだ。
シニアの抽象論という批判は甘受しますが、方向が定まれば全力で協力する気力ならばまだまだ残っているおいらだ。