よく言われることなのだが、我々は一人で生きているわけではなく、皆で助け合い支え合って生活している。
だがだからといって、何でもかんでも人に合わせねばならないかと言えばそうではないようだ。
今日は3人の言葉を味わってみたい。
◆欲望から離れる=自分のできることをする
・まずは米国の盲目のシンガー スティービー・ワンダーだ
「私にできるのは、わたしにできることについて、ベストを尽くすこと。」
→そう彼にとっては、自分のできることをただひたむきにやってきたことが世間に評価されたということなのだろう。
・次いで仏教詩人の板村真民氏
「咲くも無心、散るも無心、花は嘆かず今を生きる。」
→今あることを無心にすべて受け入れて静かに生きるのもひとつの人生なのでしょう。
・そして評論家でいいのかな竹中労氏
「本当の人間の幸せはね、欲望を充足していく方向にあるんじゃない。
欲望を切り捨てていくところにあるんだと思いますよ。」
→これはじっくりと考えて味わってみたい言葉です。幸せを感ずる極意なのかもしれませんね。