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花は散るし自分もいつか死ぬ

2021-05-29 07:06:33 | 日記
もう桜の季節はとうに過ぎたのだが、桜に関してこんな話を聞いた。
桜の花が年がら年中咲いていたならば、お花見に行くことはないだろう。
仮に花を見たとしても、しみじみと心に響くものではないはずだ。
あの美しい桜も、すぐに散ってしまうと思うからこそ美しい。
それは人についても同様らしい。

◆自分の身体への感謝がわいてくる
 あっという間に、いさぎよく散ってしまうからこそ桜の花が見たいし、思い入れもわく。
 これは「無常」、つまりいつまでも存在はせず、いつか必ず散るもの。
 すぐに散ってしまうからこそ桜は美しいのだ。
 この今の一瞬だけを咲いていることが、いかにも尊く思われるのだ。
 
 翻って、人間も桜やその他の花と同じように、この世に生まれてきたら誰もが死ぬ。
 やがては、必ず死ぬ命だからこそ今生きていることが限りなく有難いのだ。
 死んだら灰になってしまう自分の肉体が、今こうして呼吸して生きている。
 いつかは死んでしまうという事を、しっかりと自覚することにより本気になって生きられるはずだ。
 それは必ず散る花をめでるのと同じことなのだろう。

 そういうものかもしれません。
 自分もいつか死ぬと認識してこそ、真剣に一生懸命生きられるものなのかもしれませんね。

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