つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

希望が逃げる

2021-02-23 06:51:29 | 日記
人生においては希望や目標を持ち続けたいものだ。
諦めては、そこでゲームセットだから。
それはこんな言葉にも顕わされている。
哲学者の三木清だ「希望に生きる者はつねに若い」。
希望がある限り、常に若いようだ。
だが「希望」、それだけでは世の中を生き抜いてはいけそうもない。
希望が失われたり、逃げ去ったらどうするのか。
そんな時にも先人の答えはちゃんとありました。

◆希望と勇気
 作家の井上靖はこう言う、「努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る。」普通に希望を持ちましょうということだ。
 次は時間がたっぷりとある若い時には、考えたこともないはずだ。
 ボクは、「若いからまだ大丈夫。そのまだっていつまでだろう。」と聞かれれば少しあせってしまうものだ。
 青春は10代の特権じゃあないけれど、だからと言って永遠に続くものでもない。
 
 希望が失われたと感じたときにはこうだ、「なにもかも失われたときにも、未来だけはまだ残っている。」
 そして、希望が逃げ去った時にはこう、
 「希望が逃げて行っても勇気を逃がしてはいけない。希望はしばしば我らを欺くが、勇気は決して裏切ることはない。」
 詰まるところ、希望をもって前進することは大事ですが、それが失われた時にもさらに進むことこそが大事なようです。
 要は、決してあきらめるなということなんでしょうかね。
 言葉遊びのようですが、あきらめないということこそが、一番かもしれませんね。
 


カワセミ観察

2021-02-22 06:47:46 | 野鳥
おいらの自宅から近くに、庄内緑地公園があります。
名古屋市西区です、市街地に近いのですが、一級河川庄内川の流水も取り込んで野鳥の集まる池も設けてあります。
公園ですので入場は無料で、駐車料金のみで楽しめます(2hごとに180円)。
おいらは興味はありませんが、バーベキューやドッグラン、サイクリング、ジョギングも楽しめます。
そこでは、カワセミやキジまでも観察できるそうですので、360円を握りしめて行ってきました。

◆渓流の貴婦人と言われるカワセミがこんな市街地で観察できました
 〇カワセミ発見です
  

 〇あ、とまりました
  

 〇獲物を見つけて突っ込みます、おいらの腕が悪くてピンボケです
  

  

  

  

  

 〇亀の甲羅干しと一緒に
  

 〇アップするとこう
  

 〇また止まってくれました
  

 腕が未熟で(機材も貧弱?)ピンボケの写真で恐縮です。
 でも市街地に近い公園で観察出来てうれしかったです。

  

コピーライター

2021-02-21 06:54:10 | 日記
コピーライター、そういう職業があることは承知していました。
でも、その人たちが実際にどんな仕事をしているかは知りませんでした。
どんな仕事でも近くで見たら泥臭いものです。
それでも一方で、誰かの幸せを願って仕事をしているのだそうです。

◆コトバをつくっているだけじゃぁない
 「コトバをつくっているんじゃない、みんなの幸せをつくっているんだ。」
 こういう気持ちで仕事に取り組めるのは、それ自体が幸せなことですよね。

 応用で、奥さんの仕事への感謝はこうです。
 「ご飯をつくっているんじゃないのよ、家族みんなの幸せを作ってるのよ。」
 奥さんの有難味が感じられます。

 上司にはこんな言葉が利くかも。
 「部長のアドバイスは、私の宝物です。」

 飲み会だってこう言えばランクアップする。
 「あのお店、私にとっては焼き鳥の王様です。」
 「私ミシュランでは、3つ星レストランです。」

 米国のオバマ元大統領は、就任時にこう語った。
 「これは私の勝利ではない。あなたの勝利だ。」
 この就任演説に涙した人は多かったという。だが、これはオバマ氏が思いついた言葉ではなかったそうです。
 コピーライターが、この日のために準備した言葉だったのです。
 コピーライターとは、こういった感動をも呼び起こす力を持った人たちのようです。
 言葉の力とは大きいものですね。
 

独創力を高めるには

2021-02-20 06:48:26 | 日記
日本の宇宙工学・ロケット工学の父とも呼ばれる糸川英夫は、独創力の大切さを良く語っていたそうだ。
独創力を発揮するためには自由な発想が必要なので、子供のころからやりたいことをやらせると考える人が多いようだが、
何でも好きにやって独創力がつくならチンパンジーには皆、独創力があることになる。
そうではなく、三つの大事なことがあるそうです。
そしてその教えは、独創力にとどまらず、研究やビジネスにも通ずるものだと感じました。

◆独創力を高め発揮するための三条件
 第一には、一度決心したことは、石にしがみついてもやり遂げる強い意志が必要です。
 いったんやりたいと思ったことは、絶対にやり遂げるという気持ちがなければ何もできません。
 これはよくわかる教えです。

 第二には、過去にどんな人がいて、何をやったかを徹底的に学習しないとダメだ。
 アインシュタインは、ニュートンのことを徹底的に学習して、ニュートンの考えることはすべてわかるという状態までなった。
 そうやって初めて、ニュートンのわからないことがわかるようになったのです。
 先人が残した考えの上に乗って、初めて新しいことが生まれる。
 だから、徹底的に勉強をしなければならない。
 うんうん これもなんとなくわかる教えです。

 第三がちょっと意外だった。
 自分が何か独創性のあるすごい仕事をしたと思っていても、世の中が認めなければそのまま埋もれてしまう。
 世に認められるためには、普段から他の人とのネットワークをしっかり築いてよい関係を作っておくことが大事です。
 独創力と縁のないことばかりと感ずるかもしれませんが、世の中の独創力はそうやってできているのです。
 独りよがりでは、研究もビジネスもうまくはいかないものなのかも知れませんね。参考になりました。

 

東大生の親についての異論

2021-02-19 06:58:59 | 日記
世間で東大生の親は世帯所得の平均値が高いというデータが良く使われる。
格差が世代を超えて連鎖して増幅している一つの論拠として挙げられるケースが多いようだ。
裕福な家庭だから恵まれた教育環境で育つ、それが知性を高めるのに有利だから東大に入りやすい。
つまりは不公平だという。
そして、経済格差が教育格差につながらないためには、貧しい家庭に広範囲に経済支援が必要と言う論理だ。
そんな論理に敢然と挑戦する、USJをV字回復させたマーケターの森岡毅氏の論が興味深かった。

◆真の格差は知力の格差である
 東大生の親の平均世帯年収が多いのは、東大生の親の知力が高いからだ。
 知力の高い人が社会で成功して、似たような知力の高い相手と結婚し、
 その世帯が高い知力のおかげで平均よりも稼いでいるということだ。
 そしてその子供も親の遺伝子のおかげで知力が高く生まれる確率が高いということだ。
 高収入によって後天的に恵まれた教育環境が子供にとってプラスなことはあるだろうが、それは副次的であって本質ではない。
 つまり経済格差は原因ではなく知力の格差がもたらした結果に過ぎないのだ。
 「覚えておいた方がいい。資本主義とは無知であることと愚かであることに罰金を課す社会のことである。」

 なるほどと思わされる論理です。
 だとすると、経済格差よりも残酷な生まれつきの知力の格差は黙って受け入れるしかないのでしょうか。
 その対処法や処方箋まで示していただきたかったです。