お友達のハヤブサ

このハヤブサ、私がカメラを向けると飛んでくれます。


これはサービスではなく、威嚇の一種です。


巣ではない方向に飛んで注意をそらせます。


サンコウチョウでもミサゴでも、同じ行動をとります。


この行動を利用すると撮影者にとっては便利です。


鳥の方から、わざわざ姿を見せて近づいてくれるのです。


私は、このような鳥との関係を「お友達になれた」と称しています。


重要なことは、鳥にとって「脅威」ではなく「邪魔者」と認識されることです。


簡単なことです。鳥は近づいた距離と滞在時間の合計で危険度を感じるので、その限度を知ることです。


そして人数が増えると、飛躍的に危険度が上がるので、いつも一人で、鳥が私を識別できるように逆に派手な格好でいます。


このハヤブサは、ず〜と私を見ながら一周してきました。


ほ〜ら、私に向かって飛んできたあ〜〜

これが私のお友達のハヤブサです。