日曜日にやや大きめのフレアが発生して以来、太陽X線のグラフは大きく動いています。昨日今日と小さなフレアが断続的に発生しています。黒点数も多くなっていて、太陽は活発です。
あまりにたんたんとした太陽の活動に静かな感動をおぼえます。
先日、ちょっと面白い文章にであったので紹介させて頂きます。
安岡正篤という方の文章で、最澄の「一灯照隅 万灯照国」という言葉を解釈した文章です。
『一灯照隅 万灯照国』
一つの灯火を掲げて一隅を照らす。
そうした誠心誠意の歩みを続けると、
いつか必ず共鳴する人が現れてくる。
一灯は二灯となり三灯となり、
いつしか万灯となって
国をほのかに照らすようになる。
だからまず自分から始めなければいけない。
そのためには自分自身が
明りにならなければいけない。
それは手燭を持つことではない。
そんなものは吹き消されたら
それっきり真っ暗になってしまう。
そうではなく、自分自身が発光体になるのだ。
10行目の「それは手燭を持つことではない。」と
最後の「自分自身が発光体になるのだ。」にはびっくりしました。
今自分ができることを誠心誠意やり切ることが人生の目的なのだと思います。他人からの評価や結果は目的でもなんでもありません。それは付随してあるものにすぎないのです。