岩国市北部に位置する「山代地域」の7神楽団体で組織する「山代神楽連絡協議会」。発足後、2回の共演大会を開催し、順調な滑り出しをみせている。
同じ市内といっても、合併した岩国市は広い。広すぎる。873k㎡という、山口県全体の14%を占め、旧市町村役場を巡るだけでも半日以上かかる広さ。
そんな広さ故に、山代神楽で会議をするだけでも大変だ。3月4日の共演の際は、どこからも中間点である「ハーモニーみわ」で2週間に1回の会議をもった。中間点とはいえ、僕が住む岩国市多田からは約40分。最北部の向峠からは1時間くらいかかる距離。平日に仕事をもつ人も多く、お疲れの中をよく集まったもんです。
山代だけでもこの広さ。もし「岩国市民俗芸能連合会」でもできようもんなら、往復だけでも日が暮れそうだ。広域で協力して取り組むのはいいことじゃけど、あまりに広すぎると、無駄も生まれるかもしれない。
一方で、今の時代はインターネットがあるおかげでメール等でのやりとりができる利点は大きい。効率的に、なおかつしっかりと顔をあわせながら、土台作りに励む必要があるねー。