未来社会を夢見る山下ゆみのブログ

アラ還真っ只中の暮らしと関心ごとを綴っています。最近の日本、おかしなことが多すぎる!と行動に。

6月議会が終わりました

2012-06-29 13:07:09 | 泉佐野市議会
 昨日(6月28日)、泉佐野市議会6月(第2回)定例会議が終わりました。
 すべての議案が可決されました。私たち、日本共産党議員団は、下記の議案に反対しました。

・企業誘致条例の改正

 大企業に有利な制度にして成功するでしょうか?地域活性化総合特区の認定を受けたことで規制緩和が進められますが、もっと地元の業者さんを応援して市民の役に立つ「地に足の着いた」政策を求めます。

・介護保険事業特別会計予算

 結局「据え置き」保険料には程遠く、大阪府内平均並みの値上げが実施されることに。

・平成24年度一般会計補正予算

 こども園開設のために、北部(のぞみ幼稚園)および南部(はるか幼稚園)の2か所で用地を確保するための予算が含まれていましたので反対しました。

 
 そして、大変残念で申し訳ない結果となりましたのが、意見書の採択です。
共産党議員団の提出した意見書(案)は下記の2つでしたが、どちらも議会運営委員会での採決で不採択となり、本会議への上程さえされませんでした。

・関西電力大飯原発3,4号機の再稼働に反対する意見書(案)
・TPP(環太平洋経済連携協定)への参加中止を求める意見書(案)

 原発再稼働に関しては、政府が再稼働を認めてしまい関電がそれに突き進むという情勢の急激な進展に「今さら言っても」という意見が大半を占めてしまいました。
 TPP反対に三度背を向けた議員の態度は、口先だけの「地場産業の奨励・近郊農業の発展」だということを物語っています。現実を見ようとしないのか、誰の意見を聞いての態度なのか、疑問は募るばかりです。

 その他、震災がれきの受け入れ、福祉広域連携の検討、特別顧問の設置(松浪健四郎氏)、本庁舎敷地内コンビニエンスストア誘致などについて、報告がありました。