風の雑記帳

平凡でもかけがえのない毎日が過ぎていく。
風景や触れ合い、心の断片を切り貼りして綴ってみる。

スローフーズ

2007年03月19日 | お弁当




朝時間がなくて、お弁当を持たずに家を出ることもある。
そんな時、お昼休みは45分だし、出前は嫌だし、近くのパンやさんまでは歩けば結構あるのでどうしようか考えあぐねていた時、以前頼んだ事のあるお弁当を思い出した。
玄米ご飯もあるそのお弁当は、小規模作業所で作られているお弁当。
自分たちで作った無農薬の野菜、そして無添加の調味料を中心として、出来る限り安全で安心出来るお弁当作りをしている。
また、野菜中心のメニューで、マクロビオテックの考えも取り入れている。
見た目的には、揚げ物などが入らないために地味な感じがするかもしれない。
しかし、要は中身が大事なのである。

先日ニュースになった駅のスタンドでの鼠入りカレーにはショックを受けた。
他所で食べるものが、どれだけ信頼できるものなのか大きく揺らいだ瞬間でもあった。

そのあと、「食べるな、危険!」の本を図書館で見つけ読んだ。
自分で作り育てられる野菜や米はまだ良いが、毎日摂る塩や醤油や味噌小麦粉等の基本的食材の危険。
はたまた、一日に何倍も飲むお茶の葉や、子ども達が喜ぶ果物、牛乳などの飲料、ラップ材などあらゆるものに危険が潜んでいる事を知る。

神経質になっても、現実に完全にそれらと無縁な生活など、もはや不可能なのだ。
けれどそのなかでも、出来るだけ危険のないものを取り入れて行きたい。
簡単で便利なものは、やはりそれなりの裏があり、リスクが伴うのだ、、。
スローフーズ、スローライフ、目指すはここかな、、と思う。
コメント
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