風の雑記帳

平凡でもかけがえのない毎日が過ぎていく。
風景や触れ合い、心の断片を切り貼りして綴ってみる。

県境を行く

2009年12月04日 | 本いろいろ



実は、ここ数日、ブログでご紹介してもいいのかな、、、と迷っていた。
けれど、今日の夕刊に大っきく紹介されていたので、こちらでも紹介させていただこうと思う。

ブログ『歩のPhoto Gallery』でも、素晴らしい写真を載せている”歩”さんが、本を出された。
吾妻から飯豊、朝日を越え、日本海まで、県境を歩かれた写真と紀行文の『県境を行く』である。

そもそも1980年の吾妻から始まり、2006年まで実に27年かけて歩かれた記録。
思いもしない病にも負けず、リハビリを重ね、見事に山にカムバック!
地図でみれば太く区切られている県境も、全部道があるとは限らず、そのスリルはいかばかりか。

山行の殆どが、晩秋か5月連休頃の残雪期に歩かれている。
時には山菜を採り、岩魚を釣、テント泊で焚き火を焚いてと楽しみながらの山行。

きっと私には、生涯かけても肉眼では見ることが出来ない雄大な景色が、沢山載っている。
山に行けない時、いつも”歩”さんのブログで癒されてきたが、今度はこの本も眺めよう。
県の南西側県境を歩かれた事になるが、今度は是非東北側の県境にも挑戦して頂きたい。

最後に、「あまり文句らしい文句も言わず山に行かしてくれた妻に感謝」のフレーズ。
痺れました。。。
”歩”さん、奥様、また飲みましょう♪
コメント (4)
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