風の雑記帳

平凡でもかけがえのない毎日が過ぎていく。
風景や触れ合い、心の断片を切り貼りして綴ってみる。

リピート

2019年12月07日 | 本いろいろ




前回借りた本の中で、宇佐美まこと氏と桂望実氏の本が面白かったので、別の作品も読みたくなった。

宇佐美まこと氏の「展望塔のラプンツェル」は、タイトルに似合わず今問題となっている子供たちの話。
その続きを読みたいと思った本だった。(宇佐美まこと氏は女性なのね、、、^^;)
内容紹介:多摩川市は労働者相手の娯楽の街として栄え、貧困、暴力、行きつく先は家庭崩壊など、児童相談所は休む暇もない。
     児相に勤務する松本悠一は、市の「こども家庭支援センター」の前園志穂と連携して、問題のある家庭を訪問する。
     石井家の次男壮太が虐待されていると通報が入るが、どうやら五歳児の彼は、家を出てふらふらと徘徊しているらしい。
     この荒んだ地域に寄り添って暮らす、フィリピン人の息子カイと崩壊した家庭から逃げてきたナギサは、街をふらつく幼児に
     ハレと名付け、面倒を見ることにする。居場所も逃げ場もない子供たち。彼らの幸せはいったいどこにあるのだろうか―。

桂望実氏の本も、今回が初めてかと思ったら以前「僕は金になる」を読んでやはり面白かったと思った作家さんだった。

今回借りた本

宇佐美まこと      「るんびにの子供」「熟れた月」
桂 望実        「ぼくとおじさんと朝ごはん」「エデンの果ての家」
コメント (4)
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