昨年9月、福島県立美術館で開催されていたらしい(寡聞にして知らなかったのですが(ーー;)
「ハギレの日本文化誌」の図録を手に入れました。
ハギレに焦点をあて、日本人の布に対するこだわりや美意識、ひいては人生観や宗教観までを探ろうというもの。
昨今の和布系パッチワークは正直言ってちょっと苦手な私メですが、
「継ぎ接ぐ」という行為に昔の人がこめた一種の霊力が
じわじわと立ち上ってくるようなこれらの布たちには
掛け値なしに圧倒されます。
そして肝心なコトは、これらの行為が決して貧しさを取り繕うことではなく
あくまでも作り手の美意識の発露であるという点です。
まあ、そういうモノでなければ現代まで生き残ってはいないんでしょうが。
さて、
膨大な収蔵品のひとつに上杉謙信の胴服というものが紹介されていました。
金銀襴緞子等縫合胴服(重要文化財 16~17世紀 上杉神社蔵)
う~ん…かねてより上杉謙信という人はかなり尖ったアーティスティックな人物と思ってはいましたが、それにしても凄いな、これは。
こういうお衣装を拝見していると、NHKが大河ドラマでGacktに謙信を演じさせるというのも、あながちNGではないのかも(@_@)
考えてみれば昔の武将は一種のスターでありますから
ファッションセンスも重要なアイテムの1つだったのでしょうが
よっく知っていたのだろうなあ、自らをカリスマとする方法を……
「ハギレの日本文化誌」の図録を手に入れました。
ハギレに焦点をあて、日本人の布に対するこだわりや美意識、ひいては人生観や宗教観までを探ろうというもの。
昨今の和布系パッチワークは正直言ってちょっと苦手な私メですが、
「継ぎ接ぐ」という行為に昔の人がこめた一種の霊力が
じわじわと立ち上ってくるようなこれらの布たちには
掛け値なしに圧倒されます。
そして肝心なコトは、これらの行為が決して貧しさを取り繕うことではなく
あくまでも作り手の美意識の発露であるという点です。
まあ、そういうモノでなければ現代まで生き残ってはいないんでしょうが。
さて、
膨大な収蔵品のひとつに上杉謙信の胴服というものが紹介されていました。
金銀襴緞子等縫合胴服(重要文化財 16~17世紀 上杉神社蔵)
う~ん…かねてより上杉謙信という人はかなり尖ったアーティスティックな人物と思ってはいましたが、それにしても凄いな、これは。
こういうお衣装を拝見していると、NHKが大河ドラマでGacktに謙信を演じさせるというのも、あながちNGではないのかも(@_@)
考えてみれば昔の武将は一種のスターでありますから
ファッションセンスも重要なアイテムの1つだったのでしょうが
よっく知っていたのだろうなあ、自らをカリスマとする方法を……
和布は大好きです。
見たい。
それは解らないですよね。その人の価値観が違いますから。
2950円ですか! 私メはそれよりちょびっと高く買いましたので、
それだけで、もう買い!です。
価値は…私メの場合、ちと資料収集癖がありまして、いつも呆れられているため、
手放しでお薦めというわけにはいきませんが
和布がお好きなら十分価値はあると思いますよ(*^_^*)
思案中です。