YANO塾の塾長がお送りする教育関連ブログ

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夏こそ親子で読書を その5

2015年08月16日 | 読書のお薦め
小学生は男女を問わず低学年の間は昆虫好きのお子さんが多いです。不思議と、女の子は高学年になると昆虫嫌いのことが増えてきます。不思議ですね。塾でも、夏たまにカナブンが塾のドアから入ってくると、大騒ぎする女の子がいます。たしかにパンパン蛍光灯に体当りするところは、目障りといえば、目障りですが、大概ほうっておくと、しずかになるものです。むしろ女の子の黄色い声のほうを沈めるのが大変な時もあります。昆虫というのは実は化学の宝庫です。彼らの持っている体の秘密を解き明かして素晴らしい特許に結びついた研究がたくさんあります。マイクロロボットなんかも、実はほとんど昆虫の研究からはいります。彼らのあの小さな体には、実に効率的な運動能力を引き出す秘密が隠されています。研究者はその昆虫の体から開発のヒントを貰うのです。ちょうちょの鱗粉などから、光を利用した新しい繊維を作った人もいます。昆虫を嫌う理由はまったくありません。ただゴキブリはだれでもいやですよね。でもね、東大工学部の教授でゴキブリにチップを載せて自由にパソコンからコントロールするという研究も一度見ましたが、面白い研究です。昆虫にまず親しむ心を大切にしたいですね。昆虫好きにする魔法の本があります。保護者の方も一度はハマったのではないでしょうか。それがファーブル昆虫記です。 . . . 本文を読む