先日ある雑誌の記事で若ものがスマホしか使えない。本も読まない、PCも使えないという三重苦に陥っているということを知りました。これは、由々しき問題です。電車に乗っても、バスに乗っても、道を歩いていても若ものはスマホ片手に一時も画面から目を離していません。 . . . 本文を読む
いまやあらゆる世代において、スマホがなくては夜も日も明けない時代になりました。また先日のニュースでソフトバンクの孫正義さんが、ARM を買収したことを見ると、世の中のありとあらゆるものが、ネットに繋がる時代になっていくということです。彼は3.3兆円を彼のインターネットビジネスより有利にするために使ったのです。 . . . 本文を読む
先日、NHKの宗教の時間という番組をたまたま見て、 佐々木閑という人を初めて知りました。いつもの番組は僧侶のインタビューが大半で、面白いこともあるが、僧侶というのは人間的な魅力はなく、何故か皆さん枯れていることが多く、その言質に魅力がない、つまり自分の言葉で語っているのに、宗教のオブラートによって言葉がこちらに迫ってこないことがありました。 . . . 本文を読む
小学生の頃から、読書好きだったのが、今でも小説は色々読んでいます。塾生が毎月受ける学力テストの国語の文章にどんなものが出るかは楽しみで、面白い読み物はたとえそれが学童用のものであっても、図書館で借りて読み切ることがあります。確かに国語の文章題の文章は原稿用紙で長くても4,5枚ですが、 たったそれだけの文章でも、作家の力をみるには十分な量で魅力的なお話しというのはどこを読んでも良さはにじみ出ているのです。そういう意味ではケーキの端っこをちょっとつまみ食いするだけでその美味しさをわかるのと同じく、文章というのはどこをかじっても素晴らしい物は素晴らしいのです。 . . . 本文を読む
だいたい低学年(小学2〜3年)から読書をしていない子供さんには共通点があって、塾生として入ってきた時に、二言三言こちらから生徒さんに質問をしたり、ちょっと喋ったりして分ることですが、とても言葉がスラスラ出てこないお子さんはやはり色々話を聞いてみると、残念ながら読書体験がありません。 . . . 本文を読む
先日、ある音楽関係の本を読んでいると、面白い楽器があるというインタビューがありました。その楽器を検索しているとなかなかよさそうな楽器だったので、手に入れました。緑色が欲しかったのですが、それは売り切れていたので、シルバーにしました。本体には小さな丸くてかわいい木製の鍵盤がついていてそれを押すことで音を出します。ピアノといえばピアノですが、鍵盤用のボタンです。上の黒いボリュームのつまみを回すことでモデュレーションが変化します。実に素朴で可愛い音楽を作れますので、これはなかなか今までになかった楽器です。実際に先日のフォルテワジマでのピアノライブに使いましたが、やはり鍵盤に相当するボタンが小さいので . . . 本文を読む
姜尚中さんの分析力は以前から注目していました。日本語は読みやすく、また現在起こっているいろいろな事件の側面を理解することでこの世の中がどう変遷しているかが理解できる本です。私はよくラジオを聞くのですが、NHK の講演会での夏目漱石の分析なども、単に分析だけに終わらず現代を生きる私達に新しい視点を与えてくれます。この著書にも夏目漱石が出てきます。世の中が錯綜とする今、しっかりとした軸足を持って生きていけば困難も打開できると思います。その一助としてこの書を読むことがこの世界の謎解きのきっかけになると思います。 親子で読むには少し重たい本ですが、しっかりとした見識を持たせるためにも小学生高学年から大人までためになる本です。 . . . 本文を読む
伝記といえば、エジソンや野口英世、またナイチンゲールなどは学級文庫においてあって、一度や二度そういったタイトルの本を手にした人は多いでしょう。伝記というのはその人物に興味があれば、読書としては取り組みやすいジャンルです。日本人として伝記の中でお薦めは ズバリ 福沢諭吉です。福沢諭吉さんは今の大分県中津市で下級藩士のもとで次男として誕生。14,5歳から勉学に目覚め。大阪の適塾でオランダ語において頭角を現し、塾頭として大勢の塾生を差配し、そののち江戸にて独立して自分の塾を開いて、当時まだ主流ではなかった英語の勉強を始めこれまた幕府からアメリカ行きを命じられるという幸運に恵まれる。 . . . 本文を読む
読書の好きな子が学力が伸びるのは当たり前ですが、読書はいつからでも始められます。またマンガについてはマンガは単なる娯楽だから漫画を読むのは意味が無いと言われていますが、そうではありません。マンガも読書の一つとしてとらえましょう。最近は本も漫画も読めない子が増えたそうです。読まないではなく、読めないのです。 . . . 本文を読む