もし、小学生のお子様をお持ちでしたら、ぜひ岡田さんの
本を手にとって見てください。たくさんのお話を書いていますね。どれも
はずれがありません。 また文章もとても平易で読みやすいです。
子供を読書に夢中にさせたらこっちのもの
あとはどんどん手当たり次第に読んでいきます。
岡田さんは美術の教師を長くしていたようで、挿絵もご自分で書いています。
ちょっと今風ではないですが、さすがデッサン力は確かなものがあります。
私も絵をやっていたのでわかります。
この本は大人の私でも楽しめましたよ。
小学校での体育館でのシートと椅子を並べる本の合間の
2分間であちら側の世界に行きドラゴンと戦う話ですが、
そのあちら側の世界から脱出するために
もっとも確かなものを捕まえれば脱出できる
その謎かけに、作者ならではなのエスプリを盛り込んでいます。
あまりいうとネタバレになるので、これ以上は言いませんが、
一度読む価値はありますよ。
二分間の冒険 (偕成社文庫) | |
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