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医学部に進むならこの単語集は鉄板です

2015年04月06日 | 英語関連

なぜ、この単語集がいいのか。

それは兎にも角にも単語の成り立ちから説明しないといけません。

西洋文化は何から始まっているか知っていますか。

英語というだけあって、イギリスですか。英語文化圏ですか。

それともアングロサクソンの文化ですか。

いえいえ、ラテン語です。

意外でしょ?

日本で言えば、漢文です。文化のルーツです。

現在イスラム文化圏とキリスト文化圏が衝突して

大変なことになっています。

しかし、この衝突は何も今に始まったわけではなく、

古代から怨念の積もり積もったものが

爆発したにすぎないのです。

西欧文化において、というよりはキリスト文化圏の基礎は

ラテン語です。ではなぜ死語であるラテン語がそれほど

重要なのか。それはキリスト教文化圏の国々の

共通語がラテン語だったからです。(かなり大雑把に言っていますが・・・)

ですから、今でもイギリスや他のキリスト教文化を大切にしている国は

子供たちにラテン語を必修にしています。その教育的効果はすさまじいです。

例えば、impression という単語は 英語でもフランス語でもイタリア語でも

スペイン語でも同じ綴りです。発音が違うだけです。

それはこの単語 im- press - ion の単語は pressが語幹で

そこに接頭語と名詞形になる ion がくっついていると

覚えられます。press に de をつければ

depress で 名詞形が depression です。

形容詞は depressive です。副詞は

depressivelyです。

単語の成り立ちをこのように語幹を見極めて

語源的な知識をみにつけるだけで芋づる式に

単語を増やすことができます。

それを実現できるのが

この「しけたん」なのです。

ただ、何十年前の単語集です。

センター英語はもちろん二次対策にしても

そのボキャブラリーの質においてはズレが生じています。

受験するための単語集でおすすめはもっと他にありますが、

そういう単語をもうすでにマスターしている

英語フリーク(いや、失礼!)さんには

もってこいの単語集です。

こいつをマスターしたら

とくに医学用語を修得する際にも

おおいに役に立ちますからね。

ただ、単語力のない人が

これに手を付けてもほとんど模試の

英語の偏差値は上がりませんから、

気をつけてくださいね。

例えばベネッセの英語の偏差値が

70を1回でも超えた人は

騙されたと思って、手に入れてみてください。

絶対損はしません。

そのレベルの塾生さんには必ずお薦めしています。

塾でも使用していきます。

またマスターの方法もYANO塾独特の方法で

習得してもらっています。

その方法は企業秘密ですが、

塾に来た人には惜しげなく

その方法を伝授して

完璧でありながら最小の努力で

マスターする方法で。たった6ヶ月で

1200語の単語を完全マスタしてもらいます。

もちろん、単語だけで英語力が上がるわけがないですが、

単語力を侮ってはいけません。

たとえば、人間の体は細胞で出来ていますよね。

英文も単語という細胞で書かれています。

人間の体も不完全な細胞(癌のような不完全な細胞)で出来ているなら、

それは死を意味します。

ひとつの細胞が完璧なものでなくては、

実は他の正常なものまでおかしくなるのです。

システムの全体を把握することは大事ですが、

それは最小単位が完全であるから

成り立っているのです。

英語もそこは一緒です。

それくらい完璧だったら、

英語を屈指できます。

そういうレベルに達したいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

試験にでる英単語―耳から覚える (試験シリーズDX)

森 一郎
青春出版社
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