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和歌山に来る地震について

2012年06月23日 | 和歌山に関して
昨日のブログでは和歌山の水害について書きました。地形的に水害の出るところに
住んでいれば、台風や熱低の影響で豪雨によって、水害が出ることは予測できます。
しかし、田んぼの中に住むということはそのような危険と隣り合わせであることは周知の事実です。

では、地震はどうでしょうか。天災というと 地震雷火事親父とよくいいますが、やはり天災でこわいのは
地震です。100年に一度といえども、発生すれば、震源に近ければ100%の影響を受けます。

水害の影響も最近は豪雨などの影響や森林の整備ができていないという原因によって
鉄砲水による被害は甚大です。紀南での大きな被害の爪あとは今も残っています。
水害の被害は家を高台に立てるとか、川の周辺に家を建てないということで、
建物やいのちを守ることができます。

しかし、地震では予測不可能な事態が起こるので準備といっても、避難するときに
食品や薬品、ラジオ、携帯用充電器などを用意しておくしか手はありません。
火事にでもなれば、とにかく現場から避難するしかありません。

大きな地震があった時に、まず津波が来るのかどうなのか、確認が必要です。
一度南海地震が起これば、おそらくマグニチュードは8クラスでしょうから、
津波はかならずやってきます。海の水が襲ってくると、川を逆流しますので、
まず市中の低地にあるところは洪水の恐れがあります。
津波が3m~5mであっても、海抜1mの地域は沈みます。車は動きません。
3階建てあれば3階に逃げればいいでしょうが、 2階建てであっても5mの水が
くれば、家は水没します。その判断が難しい限りまずは着の身着のままでも
安全な高台か建物に避難すべきでしょう。

1900年台に大きな地震があったことは事実です。

関東地震 1923年 M7.9
三陸地震 1933年 M7.9
鳥取地震 1943年 M7.2
東南海地震1944年 M7.9
南海地震 1946年 M8.0

このように見てみると100年周期と考えれば
あと10年、20年単位で日本各地に地震が来ても
おかしくないわけです。

和歌山市のホームページからの引用ですが、

中央構造線の地震について
 和歌山市には、中央構造線に含まれる活断層として、「根来断層」や、「
磯ノ浦断層」などがあります。これらの活断層が引き起こす地震の周期は、
一般的に数千年から数万年といわれています。
この地震が起こると阪神淡路大震災(1995年)や
新潟中越地震(2004年)と同じように大きな被害を受けることが予測されます。


■想定地震の設定
① 中央構造線の地震
② 地震の規模はマグニチュード8.0相当
③ 中央構造線(淡路島南東端~和泉山脈東端付近)

■和歌山市における被害予測
 震源域が和歌山市に近いことから、「震度6強」から「震度7」が、広い範囲で予測されています。

まずは家や事務所の中から地震対策をしていざ起こった時に慌てないように
備えを万全にしましょう。
それから、私は今年から地震保険にはいりました。十分な手当ては期待はできませんが、
入っておくことがリスクマネージメントになります。





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