YANO塾の塾長がお送りする教育関連ブログ

塾のお問い合せは→ 452-5555(ヨイコニオール5)まで
★Pc版にすると読みやすくなります↓最下部にボタン

平成から新しい時代に、こんにちは

2019年01月01日 | サイエンス

平成最後の年を迎えて、なんとなく、

時代への郷愁感が漂う今日このごろです。

世界情勢も安定することはなく、

時代は実にゆらゆらと揺れながら

先へ先へと進んでいきます。


そのスピードは年々

加速度をつけているような気がするのは

私だけでしょうか。

そういった揺れ動く時代に翻弄されずに、

自分が決めた道をしっかりとした

足取りで歩んでいくことが

最も大切なことではないかと思っています。

 

日経新聞を読むと時代の息吹というものが

手に取るようにわかります。

元旦のトップ一面の記事を読むと

それがわかります。

人間の英知の探求はもはや

私達一般人には想像もできない領域に

入ろうとしています。

1953年にワトソンとクリックがDNAを発見してから、

たった60年で、ips細胞の技術を使って、

脳細胞を作れるようになってしまったのです。

ipsで作られた人工の脳からは、

赤ん坊が実際に発するのと同じ

脳波が出ているそうです。

 

また数人の脳を電極でつなげて、

言語を使わず脳波だけの力で

ゲームを解いてしまうそうです。

もはや言葉を介在させずに

脳ネットワークを構築できるのです。

 

こういう科学の進歩を目のあたりにすると、

将来的には、仕事の形も大きく

変化していくだろうことは予想できます。

 

おそらく、それはそう遠くない未来、

2,30年先にそういう時代がやってくるだろうことは

まちがいないでしょう。

 

とするならば、今の子供達に対する

教育も自ずと変わらざるを得ないと思います。

ただし、時代にあまりに迎合しすぎるのは

どうでしょうか。

どんなに時代が変わっても、

見失ってはいけないことがあります。

人として、自分も他人も大切にできる

しっかりした考えをもった

子供に育てていくことが

最も大切なことではないでしょうか。

 

 

2020年になると、英語能力や

プログラミング能力を持った子供たちが

もてはやされるかもしれません。

もちろん、英語ができて

数学的なセンスのいるプログラミングが

できる子供たちはやはり上手に世の中を

渡っていけるでしょう。

 

そういった時代に要求される

能力を高めつつ

人とのかかりにおいて

人の心がわかる子供に

育てていくことが

一番大切だと思います。

 

私は私塾の教育者として、

そのような考えのもとで、

一人ひとりの生徒が、

どんなに世の中が変化しても、

生き抜いていく力をつけれるように

指導していきたいと考えています。

 

 

この記事についてブログを書く
« 中学生の成績をどんどん上げ... | トップ | 向陽中、桐蔭中の面接対策を... »
最新の画像もっと見る