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日本の英語教育って根本的にだめすぎ

2015年05月02日 | 英語関連

彼は国費で日本の大学に留学してきた一人なので、マレーシアでは

スーパーエリートでしょう。(本人が言っていたわけではないが・・・)

日本の有名企業に就職し、このゴールデンウィークに息子と観光することになったそうです。

今日は息子と一緒に奈良に行ってきたのだそうです。

マレーシアという国は知っているのですが、

やはり現地のことは直接現地の人に聞くのが一番いいです。

マレーシアはもともとイギリス領だったが、

第二次世界大戦中は日本の植民地だったそうです。

戦後日本企業もたくさんあり、かれも将来は今務めている

日本の会社のマレーシアにある現地の子会社に戻れればうれしいと言っていました。

マレーシアの英語教育事情を聞くと、なんと

幼稚園から大学まで英語授業はあると言っていました。

また幼稚園から英語をちゃんと学業として勉強するし

話す英語は当たり前だと言っていました。

最近ようやく英語教育が小学校から始まっていますが、

週1で、さらに教える先生も英語が喋れるわけでもないので、

結局は英語になれる程度です。

日本社会では英語ができる土壌がまったくないです。

本当に英語を駆使出来る先生もほとんどいないし、

英語ができないのが当たり前だと思っている節があります。

川端康成がノーベル賞をとれたのはアメリカ人の翻訳家

サイデンステッカーのおかげだといいますが、

彼が海兵隊に入った時、日本の暗号を読むための

翻訳部に配属されたそうです。日本語を短期で修得するために、一日中日本語漬けになり

それを2年間叩き込んで日本語をものにしたそうです。

発狂寸前のところまでいく人もいたとかいなかったとか。

ただサイデンステッカーさんが後に

あの2年間があったので、今の自分があると言っていました。

やはり一つのものを極めるにはそれぐらいの

気迫がいるということです。

日本の英語教育はようするに

生白いということだと思います。

ちなみに

マレーシアの彼に日本のいいところを聞くと、

日本の自販機と交通機関と安全だそうです。

マレーシアでは男性でも夜8時以降は外を一人では歩かないそうです。

これは日本人として誇りにしてもいいことですね。

 

 

 

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