「○○さん、聞いたァ!?」
「何をぅ」
「Sさん、車、買ってもらうんだって。なんだと思う?」
「軽自動車」
「全然違う。でっかい車だよ」
「なんだべ。分からねぇ」
「トヨタのアルファードだって。400万円以上するんだよ」
「誰に買ってもらうの?」
「娘さんに。誕生日のプレゼントだって」
「え~、そんなのありえないじゃん。高すぎるじゃん」
「でしょう。高すぎるでしょう。軽自動車で十分だと思わない?」
「十分だよ。軽自動車で。おかしいよ。そんなに高いの。Sさん、親に
そんな高いの、プレセントしたことないでしょう」
「あるよう」
「うそだぁ。何プレセントしたのよう」
「いろいろ」
「断ったほうがいいんじゃないの。本当に大丈夫なの」
「大丈夫。いいの。いいの。ちゃんと育てたんだから」
「ちょっとやりすぎだよ」
「そうだよ。ちっとも働かないくせに」
「働いたよう。子守だってちゃんとしたしぃ」
「やっちゃないだろう。すぐこうやってテニスに来るし。どうせ首になったんだろう」
「そうじゃないよう。ちゃんとやってますぅ」
「Sさんちでやってること、おかしいよう」
Sさん、孤立。だれも味方になって発言する人がいません。
でも笑っています。
まわりの男、みんな反対。
Sさんに、アルファード、もったいない。
このSさん、やることが違います。まわりの皆と。
また機会があったら、お話します。
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます