６月２日・㈱商店街ネットワーク取締役会

２０００年の８月に日本中の商店街のお仲間、６４団体、個人が株主になって設立された株式会社、商店街ネットワークの取締役会が新宿区西早稲田の大隈通り商店会に位置する「商店街こだわりアンテナショップ事業」１号店予定の店舗で開かれました。

北海道の砂川市から岩田さん、埼玉県戸田市から森さん、東京都新宿区から私、和歌山県田辺市から谷峯さん、高知県高知市から小笠原さん、熊本県熊本市から南さんその他に商店街ネットワーク執行役員の久保さん、アンテナショップ１号館店長候補のうちの倅（せがれ）も同席して１３時から１６時まで取締役、１６時から１８時までアンテナショップショップ事業に関係する皆さんにも御一緒していただき拡大取締役会を開催しました。

取締役会終了後、焼肉の大盛屋さんに場所を移して夕食会を兼ねた懇親会。昔からのお仲間と、これからお仲間になる皆さんとの集まりです。大いに盛り上がり、今後の要望や期待する思いをたっぷり聞き、しゃべり合いました。写真はアンテナショップの１号店を予定してる店舗内での本日御参加の皆さんで撮った記念写真。今日が日本の商店会事業のターニングポイントになるかもしれません。

６月２日・社会保険庁の件 その３

年金問題の端緒となった基礎年金番号統合を開始した時の担当大臣は小泉純一郎厚生大臣です。総理大臣に選ばれ、皇居での認証式を済ませた各大臣はたとえ前大臣の考え、進めて来た事であっても閣議で通ったことに対して、よほどの不都合が明白である以外取り消す事が出来ないのがこの国のシステムのようです。

だからと言って閣議にこの案件を提出した当時の厚生大臣、菅　直人さん以外の歴代厚生大臣に何の落ち度も監督責任が無かったとは思いません。厚生労働委員会の委員の皆さんから異口同音に聞こえて来る社会保険庁の委員会での答弁のあやふやさは、社会保険庁長官の監督責任になると思います。当然、このような体質をそのままにして来た歴代長官の責任は重いと思っています。

ただ「みんなが悪い」は「国が悪い」で終わっては前進はないように思え、今後はどうするのかを考えるのが国会の仕事だと思っています。先ずは昨日全議員に配布されたチラシの３つポイントを分かり易く形にするところからスタートです。

チラシの中には菅厚生大臣だったころに社会保険庁の組合との間に結ばれた覚書が１０２あり、その中には「コンピューターの導入には労働強化につながらないように・・・」「勤務時間１時間の内、１５分は休憩とする・・」等々が記載されていると書かれていました。

ただ私は組合というものを全て否定はしません。我々零細小売業者が大手資本の量販店グループや日本で一番大きい組織である官公庁と話し合いを行う時に１店舗では玄関先にさえたどり着けません。皆の思いを一つにして初めて意向や意見を聞いていただく場に座る事が出来るのはよく分かります。だからといって世間常識を欠いた行動が数を頼んで許されるとは思っていません。

しかし、何をやっても自由民主党ってやつは文句を言われるようです。誉めた方が伸びるし、言う事もきくと私は感じながら商店会長をやらせていただいて来たんですがねえ・・・。別段、落ち込んではいません。本日１２時から日本中の商店街のお仲間が出資して作った株式会社、㈱商店街ネットワークの取締役会がアンテナショップ１号店に予定されている早稲田の大隈通り商店街のお店を会場にして開催されます。この会社は設立が２０００年の８月、もう７年になるとしています。