商工会と商工会議所の合併には反対します。

「５年前の総選挙で日本中の商店街、中小零細事業者の代表として国会に送っていただきました」
と自己紹介する事が多いのですが、日本中にどこにでも商店街組織が有るわけでは有りません。

商店街振興組合どころか「任意の団体」と、まるで勝手にやっているように扱われている商店会
さえも組織出来ない地域の方が多いのです。

しかし、全国に商工会は有ります。商工会の商業部会で一生懸命頑張られているお仲間は大勢
いらっしゃいます。その商工会と商工会議所を合併させようという動きが何年も前から始まっていま
すが、私は反対です。

名前が同じようでやってる事も似ている。それならば効率を考えて合併させたらどうだ、という議論
には明確に反対します。

効率を考え、無駄を省く事には大賛成ですが、そもそもこの二つの組織は別物ですし、合併する
事で中小零細事業者の活性化に陰りが出て来ると私には思えてなりません。目的が何なのかを
忘れ、結果責任をとらない、まさに役所の論理に思えてなりません。