今日の商店会長 (早稲田商店会相談役 安井潤一郎)

日本でただ一人、商店会の会長現職で衆議院議員になった、早稲田商店会前会長日記。公式ホームページは左下ブックマークから。

小選挙区制度なのに考えは中選挙区

2010-03-07 12:14:04 | 商店会長のコメント
党本部に過度に権限が集中し、党代表のパフォーマンスや発言によって投票行動が大きく動く
「代表効果」という現象が現れるのが小選挙区制度というシステムだと思います。しかし自民党の
党運営の考え方の根幹には中選挙区制度の時と同じ思考が残っているように思えてなりません。

過度に権限が集中すると言うのは、全ての政党同じなのに自民党にだけリーダーの足を引っ張る
ような動きがガラス張りで見えて来ます。他の党にも同じような動きが有ったとしても外には漏れて
来ません。党本部は強固な一体感が有って初めて機能する事が分かっているからです。

派閥中心の、間口を広く持った中選挙区制度の時とは違う事を理解し、本当に一体感を持てない
党執行部ならば臨時党大会を開催して新執行部を選び直すべきです。

一体感を持てない執行部ならば新たな組織をつくるぐらいの緊張感を持ち、「数は力だ」と考える
ならば自分達と考えの違う人には膝を詰めて理解を得る努力をしなければならないと感じます。

「幹事長の顔が怖い」等の陳腐な意見しか出て来ないならば、私自身は舛添総裁、小池幹事長が
新生自民党の舵取りをされ、政界再編に乗り出される事を期待します。
コメント (1)
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